1万円以下でノイズキャンセリングも落とし物トラッカーも使える万能な完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-5200」使用レビュー
2022年11月18日にGLIDiCから発売された完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-5200」は約1万円という低価格ながらアクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能、紛失防止タグ「Tile」機能などが搭載されています。そんなGLIDiC TW-5200を実際に使う機会を得られたので、外観チェックとペアリングに続き、今回は実際に使用してみました。
GLIDiC TW-5200|完全ワイヤレスイヤホン
https://glidic.jp/tw-5200/
GLIDiC TW-5200の外観とスマートフォンとのペアリングは以下の記事でまとめています。今回は実際にGLIDiC TW-5200を使って各種機能を確認してみます。
アクティブノイズキャンセリング機能や紛失防止機能が付いたコンパクトな完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-5200」開封レビュー - GIGAZINE
ペアリングが完了したGLIDiC TW-5200は充電用ケースから取り出すことで自動的に電源が入ります。電源を切る際にはイヤホンを充電用ケースに収納すればOK。
GLIDiC TW-5200の操作は左右のイヤホン上部にある多機能ボタンを押すことで行います。
多機能ボタンの各種操作方法はこんな感じ。なおGLIDiC TW-5200にはゲームや動画視聴時にワイヤレスイヤホン特有の遅延を低減することができる「低遅延モード」や再生時に低音を引き立たせる「Bass Sound Mode」が搭載されています。
L(左) | R(右) | ||
音楽 | 再生・停止 | 1回押す | |
曲送り | 長押し(2秒) | ||
曲戻し | 長押し(2秒) | ||
通話 | 電話を受ける | どちらかを1回押す | |
通話終了・着信拒否 | どちらかを長押し | ||
音量 | 音量を上げる | 2回押す | |
音量を下げる | 2回押す | ||
ノイズキャンセリング | ノイズキャンセリング・外音取り込みON・外音取り込みOFFの切り替え | 1回押す | |
音声コントロール | 起動・終了 | 4回押す | |
Bass Sound Mode | 切り替え | 3回押す | |
低遅延モード | 起動・終了 | 3回押す |
実際にGLIDiC TW-5200で音楽を聴いてみると、音質は低音・高音寄りということはなくバランスの取れた音質です。しかしBass Sound Modeをオンにすると、ドラムの音などの低音が通常よりも引き立ちます。アクティブノイズキャンセリングをオンにすると、外の音がほとんど遮断され、他人の声や物音がかなり小さくなります。一方で外音取り込み機能は他人の足音や話し声がはっきりと聞こえ、話しかけられたとしても問題なく応対ができるレベルです。しかし外音取り込み中は「サーッ」というホワイトノイズが入ります。
また、GLIDiC TW-5200には紛失防止タグ「Tile」機能が搭載されています。Tile機能を使用するにはまずApp StoreまたはGoogle PlayからTileアプリをインストールします。
Tileアプリを開くと、「新しいデバイスを追加」と表示されます。
ページ下部の「GLIDiC」を選択。
「どのGLIDiCデバイスでTileを有効にしますか」と尋ねられたら「GLIDiC Sound Air TW-5200」を選択します。
メールアドレスとパスワードを設定し、利用規約に同意したら「新規登録」をタップします。
設定したアドレスに6桁の確認コードが送信されるため、そのコードを入力します。
ここからはイヤホンとTileアプリの接続を行います。まずは「近くのデバイスへのアクセス」を許可。
位置情報へのアクセス設定を行います。「次」をタップ。
今回は「アプリの使用時のみ」を選択しました。
さらに位置情報の設定が続きます。「次」を選択。
Tileアプリの指示に従って「常に許可」を選択しました。
位置情報の選択が終了したら次はイヤホンの接続です。まずは画面の指示に従い右用イヤホンをケースから取り出します。
右用イヤホンを取り出したら画面上の「次」をタップ。
イヤホンが検出されると、以下のような画面が表示されるので「はい、Tileを起動します」をタップ。
すると「多機能ボタンを素早く押してください」と画面上に表示されます。
右用イヤホンの多機能ボタンを1回押します。
「TW-5200 右用イヤホン起動中」という画面が表示されるので15秒ほど待機します。
「Tileが有効になりました」と表示されたら「次」をタップします。
右用イヤホンと同様の操作を左用イヤホンでも行います。
左用イヤホンでも「Tileが有効になりました」と表示されたら「次」を押して設定は終了です。
設定が完了するとTileアプリのホーム上に「GLiDIC TW-5200 Earbuds」が表示されるようになります。イヤホンがBluetoothの範囲内にある場合、ホーム画面上の「探す」をタップするとイヤホンからアラーム音を鳴らし、イヤホンの場所を確認することができます。
スマートフォンのTileアプリからイヤホンでアラーム音を鳴らしてみました。比較的大きい音でアラーム音が鳴るため、万が一部屋の中で紛失してしまったとしても発見することは容易です。
完全ワイヤレスイヤホン「GRIDiC TW-5200」の紛失防止機能をチェックしてみた - YouTube
Tileアプリではイヤホンとスマートフォンが最後にBluetooth接続した場所の地図を表示する事ができます。また万が一Bluetoothの範囲外でGLIDiC TW-5200を紛失しても、他のTileを使用しているユーザーがGLIDiC TW-5200の近くを通った際に、落とし主のTileアプリに通知を届けることも可能です。
GLIDiC TW-5200はSoftBank Selection オンラインショップやYahoo! ショッピング、Amazon.co.jpで販売されており、Amazon.co.jpでの記事作成時点の価格は税込9502円です。
GLIDiC TW-5200 (ワイヤレスイヤホン)【Hybrid ANC マルチポイント機能 通話用ノイズリダクション 外音取り込み機能 急速充電 イヤホンを探す機能や 音重視モード 】ブラック 約17(W)×23(D)×22(H)mm | グライディック(GLIDiC) | 家電&カメラ
・関連記事
ケースなしで最大10時間再生可能なノイキャン付き完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Space A40」を使ってみた - GIGAZINE
Samsungの完全ワイヤレスBluetoothイヤホン「Galaxy Buds」実機レビュー、ワンタッチで外部音聞き取りも可能に - GIGAZINE
完全ワイヤレス&周辺音取り込み機能付き&充電モバイルケース対応のBluetoothイヤホン「Anker Liberty+」レビュー - GIGAZINE
1万円台前半でノイズキャンセリングも外音取り込みも可能なAnkerのワイヤレスヘッドホン「Soundcore Space Q45」を使ってみたよレビュー - GIGAZINE
充電5分で3時間通話できマイク・ヘッドホンともノイズ除去が強力なワイヤレスヘッドセット「Anker PowerConf H700」 - GIGAZINE
万能性と使いやすさを兼ね備えた「ロジクールG ASTRO A30」を実際に使ってみた - GIGAZINE
・関連コンテンツ