レビュー

伝説のクソゲー「いっき」が弾幕がぶつかりあう爽快ローグライクゲームになって帰ってきた「いっき団結」プレイレビュー


Vampire Survivors」の登場で一躍ゲーム界をにぎわせた弾幕系ローグライクアクションというジャンルに、伝説のクソゲー「いっき」が最大16人での協力プレイをひっさげて殴り込みをかける「いっき団結」が2023年2月14日にリリースされました。敵も味方も弾を飛ばしまくり、ひたすらに生き残り続けるこのゲームを実際にプレイしてみました。

いっき団結 | SUNSOFT
https://www.sun-denshi.co.jp/soft/ikkiunite/

Steam:いっき団結
https://store.steampowered.com/app/2061150/_/

いっき団結の戦闘シーンを一部抜粋したものは以下の動画で確認できます。

弾幕系ローグライクアクションゲーム「いっき団結」の戦闘シーンを抜粋 - YouTube


「いっき団結」はシングルプレイとマルチプレイがありますが、今回はこのゲームのメインである「マルチプレイ」で遊びます。


一緒に団結するフレンドがいない場合は「クイックマッチ」を選べばOK。世界中のプレイヤーとのマッチメイキングが始まります。


マッチするとキャラクターが自動で選ばれます。今回は攻撃型の「用心棒」に決定。メイン武器は「刀」で、途切れずに攻撃を当てると攻撃力がどんどん上昇するというまさに攻撃特化なキャラクター。キャラクター固有の必殺技に当たる団結スキルは「心眼」で、発動するとすべての味方のメインアイテムのクールダウンを大きく減少させるという効果を持っています。


16人全員のキャラクターが決まったところでゲームスタート。マルチプレイでは、まず4人が1組になって広いマップの隅々に1組ずつ配置され、方々で敵を倒しつつ、最終的に全4組が一堂に会して強敵と戦うというゲームシステムです。


いっき団結の戦闘はオート、つまり自動で攻撃が繰り出されます。プレイヤーが操作できるのはキャラクターの移動くらい。


かといって何もしなくていいというわけではなく、所狭しと襲いかかる敵をよけつつ効率的に攻撃を加えたり、適切なアイテムを適切な状況で拾ったりと、考えることはいろいろあります。


アイテムの中でも、倒した敵がドロップする「小判」は積極的に取っていきたいところ。小判を取ることで経験値がたまり、レベルアップして新しい武器やアイテムを手に入れることが可能です。


アイテムや、アイテムが詰まった「つづら」はキャラクターが触れるだけで取得・開封できます。アイテムにはキャラクターのHPを回復させたり移動速度を上げたりする「食べ物」や、サブ武器を使うために必要な「材料」などいろいろ種類があります。


サブ武器とはメイン武器に加えて使用できる武器のことを指します。メイン武器とは違い、使用するには特定の材料が必要。その材料はチームで共有される仕組みなので、余裕があるときは材料を積極的に取得しておくのもOKです。


16人のうち誰かが道ばたにいる商人に触れると「万屋」というショップが開き、サブ武器やサブアイテムを1つ選んで取得できます。サブ武器は必要とする材料により4種類に大別されますが、各材料ごとに1つしか取得できません。サブアイテムも初期状態では3つまでしか取得できないので、取得には慎重な判断が求められます。攻撃型の用心棒ならば、メイン武器のクールダウンを短縮するサブアイテム「手袋」がオススメの1つです。


万屋では団結スキルが売られることもあるので、見かけたらすぐさま取得するのが定石です。一部のキャラクターを除き、団結スキルは基本的に取得しておいて損はありません。


団結スキルは、道ばたに落ちている「プロテインA」というアイテムを取得すると則座に発動します。


特殊なカットインが入り、ゲームに参加している16人全員に「どんな団結スキルが使われたのか」が知らされます。


武器やアイテム、団結スキルを駆使し、ボスを倒すことでリセットされる「ウェーブ」をいくつかこなして勝利を目指すゲームです。ボス戦の様子は以下の動画で確認できます。

弾幕系ローグライクアクションゲーム「いっき団結」のボス戦 - YouTube


このゲームは難度がやや高めに設定されているうえ、16人という大勢の意思が介在するので、シンプルな操作感といえど「上手な立ち回り」が求められます。基本的に4人1組で行動し、回復アイテムを体力が低下した味方に譲るなどの協力プレイを心がけておくとOKです。


団結スキルにもキャラクターによって強さにかなり差があり、例えばすべての材料を補充する「孫一」というキャラクターの団結スキルは比較的強めですが、他の組から一時的に何人かの味方を呼び寄せる「秀頼」は、場合によっては味方の邪魔になる可能性があります。キャラクターによっては、あえて団結スキルを発動させないという選択肢も考慮する必要があります。


とはいえ、いっき団結は2023年2月15日にリリースされたばかりの新作ゲームなので、今後のアップデートで難度が調整される可能性があります。現に秀頼の団結スキルは一度リワーク済み。これからのアップデートに期待です。

突き詰めていけば数多くの「やるべきこと」「やらない方がいいこと」が存在しますが、ひとまずは難しく考えずに「ナイス!」「集合!」といったコミュニケーションをとりつつ、死なないように動いておけばゲームクリアに近づけます。クリア後にはスコアや16人の中のMVPが表示されるので、数字になった自分の活躍を眺めながら余韻にひたるのも一興です。


強敵との戦いの最中に別の組が駆けつけてくる光景はまさに一揆そのもの。志を同じくする味方が別々の地に降り立ち、戦いを経て強くなり、最終的に団結して強敵に立ち向かうという壮大な物語を楽しめるゲームに仕上がっていました。

いっき団結の価格は税込1480円で、Steamにて販売されています。なお、「裏面」を追加する初の大型アップデートが2023年3月24日に行われる予定です。

Steam:いっき団結
https://store.steampowered.com/app/2061150/_/

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
7+1種類の武器を使い分ける縦スクロールSTG「レイディアントシルバーガン」をNintendo Switchでプレイしてみた - GIGAZINE

情け容赦のない弾幕をかいくぐり個性的な銃をブッ放す激ムズシューティングゲーム「エンター・ザ・ガンジョン」プレイレビュー - GIGAZINE

東方プロジェクト第17弾「東方鬼形獣 ~ Wily Beast and Weakest Creature.」の無料体験版を遊んでみた - GIGAZINE

画面を埋め尽くすほどの弾幕で敵を蹴散らすグラディウス風無料ブラウザゲーム「Whelmeus」 - GIGAZINE

in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article here.