レビュー

情け容赦のない弾幕をかいくぐり個性的な銃をブッ放す激ムズシューティングゲーム「エンター・ザ・ガンジョン」プレイレビュー


エンター・ザ・ガンジョン」は、画面を埋め尽くすほどの弾幕をかいくぐりながら個性的な銃でダンジョンを踏破するというシューティングゲーム。実際にプレイしてみると、簡単な操作ながらも「激ムズ」といえる難度と、1回のプレイで入手できる銃やアイテムは全てランダムというシステムによって、ついつい繰り返しプレイしてしまう中毒性の高いゲームになっています。

Enter the Gungeon
https://dodgeroll.com/gungeon/

以下のムービーを見ると、「エンター・ザ・ガンジョン」がどんなゲームなのかがすぐに理解できます。

「エンター・ザ・ガンジョン」はこんな感じのゲーム - YouTube


「エンター・ザ・ガンジョン」のタイトル画面はこんな感じ。今回プレイしたのはNintendo Switch版で、初回起動時は言語が英語となっていたので、まずは日本語化すべく「OPTIONS」を選択。


「GAMEPLAY」を選んで……


「Language」にカーソルを合わせて、左右キーで言語を変更。


日本語が表示されたらOK。


ゲームはまずキャラクター選択からスタート。初期状態では「ソルジャー」「パイロット」「プリゾナー」「ハンター」の4人がプレイ可能で、それぞれのキャラクターは固有の能力・初期武器を持っています。例えばソルジャーは装弾数が多くまっすぐ飛ぶ「制式ピストル」という初期武器と、弾薬を補充できる使い捨てアイテム「トランシーバー」、武器の能力を底上げするアイテム「軍事訓練の記録」、そしてHPの代わりになるアーマーを持っています。


「エンター・ザ・ガンジョン」はプレイするたびにキャラクターを変更することができるので、悩まずにキャラクターを決めてOK。何度もプレイするうちに、お気に入りのキャラクターが見つかるはず。


「エンター・ザ・ガンジョン」では各キャラクターが迷宮「ガンジョン」の奥深くに眠る究極の秘宝「過去を始末する銃」を探し求め、ガンジョンを探索しています。ガンジョンは1階層から5階層まであり、各階層は10部屋ほどで構成されています。


各部屋に入ると敵キャラクターが出現。


敵キャラクターは銃や体当たりなどで攻撃してきます。


初期HPは6で、被弾するごとにHPは1ずつ減ります。回復手段は限られているため、キャラクターを動かして敵弾をうまく回避する必要があります。敵弾は当たらない位置に移動して回避するだけでなく、遮蔽物を使ったり……


一瞬だけ無敵状態になる「ドッジロール」でも回避できます。ドッジロールはLボタンで発動し、ほとんど間隔を置かず繰り返し使えますが、無敵状態になるのはモーションの前半のみ。敵弾の弾速などを見切って使わないと被弾するため、テクニックが要求されます。


深い階層に行くにつれて強力な敵が出現するようになり、敵弾の数も「弾幕」といえるものになってきます。


「どうしても避けられそうにない」という状況で役立つのが、LRスティックボタンを同時押し込みで発動する「ブランク」というアクション。画面内の敵弾を全て打ち消すことが可能です。

「エンター・ザ・ガンジョン」の敵弾を全て消すアクション「ブランク」はこんな感じ - YouTube


ただし、ブランクの発動には専用の弾が必要。専用弾は入手機会が限られるため、ブランクはいざというときの切り札です。


Rボタンを押すと、装備している武器で銃撃が可能。Rボタン押しっぱなしで連射やチャージショットなどが撃てる武器もあります。


攻撃は基本的にRボタンによる銃撃のみですが、登場する武器は200種類を超えます。チャージショット専用のレーザー兵器もあれば……


世界で最も多く使われた軍用銃として知られるAK-47などの現代銃器も。


一方で、魚を撃ち出す銃や……


バナナを撃ち出す銃などのヘンテコな武器も存在。


しかし、変な武器といっても性能が劣るとは限りません。バナナの場合は「敵に当たると爆発する」という効果があり、一発の威力が高く攻撃範囲も広め。実際にバナナで敵を蹴散らす様子が以下。

「エンター・ザ・ガンジョン」のバナナで敵を蹴散らす様子 - YouTube


それぞれの武器には、「弾数」の概念があり、マガジン内の銃弾を撃ち尽くしてしまえばリロードが必要。リロード中はキャラクターの頭上にメーターが表示され、その間は攻撃ができません。


武器ごとに総弾数が設定されており、残弾がゼロになればその武器は使えなくなります。弾薬は敵がドロップしたりショップで購入したりすることで補給できますが、消費が大きい武器ではすぐに弾がなくなってしまうことも。


各武器は、ガンジョン内に配置されている宝箱やショップなどから入手可能。


宝箱やショップからは武器だけでなくアイテムも入手できます。アイテムはそれぞれ移動速度増加や弾薬に毒効果の付与、HPの増加、特殊攻撃の自動発動など多種多様な効果を持っています。


アイテムや武器の効果はオプション画面から開ける「アモノミコン」で効果を確認可能。


また、各階層の部屋の敵を一掃すると、その部屋に「テレポーター」が出現することも。ZLボタンで開けるマップでテレポーターにワープ移動して、一度攻略した部屋に一瞬で移動が可能。テレポーターは3部屋に1つほどの頻度で出現するので、ガンガンワープしてサクサク探索できます。


次の階層につながるエレベーターの前の部屋には、ボスがいます。ボスはいずれも強力で、画面を埋め尽くすほどの弾幕を放つボスも。2階層目のボスのうちの1種「真ちゅうの大蛇 アモコンダ」はこんな感じの強敵でした。

「エンター・ザ・ガンジョン」の2階層目のボス「真ちゅうの大蛇 アモコンダ」戦 - YouTube


赤色の銃弾はHP回復アイテム。各階層のボスを討伐するか、ショップで購入するか、部屋の攻略時に一定確率で入手可能。入手機会が限られているため、とにかく敵の銃弾を回避して被弾しないようにすることが大切でした。


実際にプレイしてみると、どの武器やアイテムを入手できるかは、ほぼほぼ運。強力な武器・アイテムを手に入れられれば楽々攻略が可能ですが、弱い武器やアイテムばかりだと行き詰まってしまうこともありました。しかし、プレイするたびに異なる武器やアイテムが出現し、同じ展開になることがないため、繰り返し繰り返しプレイできる中毒性の高いゲームになっていました。


「エンター・ザ・ガンジョン」はNintendo Switch版、PlayStation版、PC版が販売中。Nintendo Switch版は、Amazon.co.jpで3149円で購入可能です。

Amazon | Enter the Gungeon(エンター・ザ・ガンジョン) -Switch | ゲーム

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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