ソフトウェア

iOS 16.4で「ウェブサイトからのプッシュ通知」が可能になることが判明


iPhoneやiPadでは、ホーム画面に「ウェブサイトに一発アクセスできるアイコン」を追加可能です。新たに、近日リリース予定のiOS 16.4ではホーム画面に追加したウェブサイトから通知を受け取ることが可能になることが明らかになりました。

Web Push for Web Apps on iOS and iPadOS | WebKit
https://webkit.org/blog/13878/web-push-for-web-apps-on-ios-and-ipados/

iOSでは、Safariでウェブページを閲覧中に共有メニューから「ホーム画面に追加」を選択することでウェブサイトに一発アクセスできるアイコンをホーム画面に追加できます。しかし、これまでは「ウェブサイトに一発アクセスできる」という機能が存在するのみで、通知を受け取ることはできませんでした。


Safariに搭載されているレンダリングエンジン「WebKit」の公式ブログによると、iOS 16.4やiPadOS 16.4ではウェブプッシュがサポートされ、ウェブサイトからユーザーに通知を送信可能になるとのこと。ウェブプッシュで送信される通知は、通常のアプリの通知と同様にロック画面や通知センターに表示されます。当然ですが、他のアプリと同様にユーザーが通知のオン・オフを選択することも可能です。


さらに、iOS 16.4やiPadOS 16.4ではサードパーティー製のブラウザにも「ホーム画面に追加」機能が解放されます。これにより、ChromeやFirefoxのユーザーも「ホーム画面に追加」機能を手軽に利用可能となります。

新たなウェブプッシュ機能は、iOS 16.4およびiPadOS 16.4のベータ版でテストされ、iOS 16.4およびiPadOS 16.4の正式リリース時に一般ユーザーも利用可能になる予定です。

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1o_hf

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