イーロン・マスク氏がTwitterの取締役に、「パラグCEOらと共にTwitterを大きく改善することが楽しみ」と抱負を語る

by Steve Jurvetson

Twitterの発行済み株式のうち9.2％を取得し、筆頭株主になったとみられるイーロン・マスク氏が、Twitterの取締役になることがわかりました。マスク氏は自動車メーカー・テスラや宇宙ベンチャー企業・SpaceXのCEOである一方、Twitterのヘビーユーザーとしても知られています。

Twitterのパラグ・アグラワルCEOは「イーロン・マスクを取締役に任命することをお伝えでき大変うれしく思います。ここ数週間のイーロンとの対話を通じて、彼が取締役として加わることで大きな価値をもたらしてくれることが明らかになりました」とツイート。

Twitterの創業者で前CEOのジャック・ドーシー氏も「イーロンがTwitterの取締役に加わり本当にうれしく思います。彼は世界とその中のTwitterの役割について深く考えています。パラグとイーロンもハートでリードしてくれる、素晴らしいチームになるはずです」とツイートしています。

これを受けて、マスク氏は「パラグや取締役の方々とともに、これから数カ月でTwitterを大きく改善できることを楽しみにしています」とツイートしました。

なお、コラムニストのティム・カルパン氏は、マスク氏が株式を9.2％取得したことが明らかになってから取締役任命が発表されたことについて「まるでイーロン・マスクが株式を取得するのを待っていたかのようです。いつでも招き入れられたわけではないのでは」と指摘。

この指摘をドーシー氏は「長らくイーロンを取締役にしたいと思っていました」と否定しています。

なお、アメリカ証券取引委員会に提出された資料によると、マスク氏の取締役任期は2024年までで、任期中および退任後90日間は株式の14.9％以上を取得して実質的所有者になることはないとのことです。

CURRENT REPORT Pursuant to Section 13 or 15(d) of The Securities Exchange Act of 1934 Date of Report (Date of earliest event reported):April 4, 2022
https://www.sec.gov/ix?doc=/Archives/edgar/data/0001418091/000119312522095651/d342257d8k.htm