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ウクライナ支援の目的で「DOOM II」の生みの親であるジョン・ロメロ製作の有料DLCが配布される


1994年に発売されたファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)の「DOOM II」は、FPSの草分け的存在の1つである「DOOM」シリーズの2作目に当たる作品です。そのDOOM IIの有料DLCを、「DOOM」「DOOM II」の開発者の1人であるジョン・ロメロ氏が「ウクライナ支援の目的」でリリースしました。

One Humanity — Romero
https://romero.com/shop/p/onehumanity

DOOM designer creates new level to support Ukraine • Eurogamer.net
https://www.eurogamer.net/articles/2022-03-03-doom-designer-creates-new-level-to-support-ukraine

DOOM IIがどんなゲームなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。

[60FPS] DOOM 2 (1994) LONGPLAY - YouTube


リリースされたのは「One Humanity」というDOOM IIの新しいレベルで、ロメロ氏のウェブサイトで5ユーロ(約630円)で購入可能。One Humanityの売り上げはウクライナの赤十字と国連中央緊急対応募金に送られます。


ロメロ氏がリリースしたOne Humanityをプレイするには、DOOM IIのゲーム本体とインターネット接続環境が必要です。DOOM IIのゲーム本体はSteamで、税込498円で購入可能。DOOM IIは1994年発売の作品ですが、2020年に大型アップデートが行われており、16:9画面への対応、分割画面でのマルチプレイヤーデスマッチへの対応、照準ガイドになる十字線の表示機能追加、FPSリミッターの搭載、チートコード入力の対応、シークレットエリア通知機能の追加などが行われています。

Steam:DOOM II
https://store.steampowered.com/app/2300/DOOM_II/


なお、ロメロ氏によれば、One Humanityの売り上げは記事作成時点ですでに2万5000ユーロ(約310万円)に到達しているとのことです。

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in 動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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