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移植されまくった名作FPS「DOOM」がついにTwitterでもプレイ可能に


1993年にリリースされた名作シューティングゲーム「DOOM」は、リリースから20年近く経過した現在でもビジュアル変更MODがリリースされたりFM TOWNSへの移植が試みられたりと、ゲーマーやハッカーから広く愛されています。そんなDOOMを、Twitterのリプライ機能を駆使してプレイできるようにするBOTアカウント「Tweet2Doom」が登場しました。

Tweet2Doomさん (@tweet2doom) / Twitter
https://twitter.com/tweet2doom

Tweet2DoomでDOOMをプレイするには、以下のTweet2Doomの固定ツイートに対してキー入力を指示するコマンドをリプライすればOK。すると、Tweet2DoomからDOOM上でキー入力を行った結果のムービーがリプライされるので、「コマンドをリプライ→ムービーを確認」という操作を繰り返すことでDOOMをプレイできます。


以下はTweet2Doomで使えるコマンド一覧です。「『l』は上矢印キー」「『a』はAltキー」といったように、それぞれのコマンドごとにキー入力が割り当てられています。Tweet2Doomでは「/play」というトリガーの後にこのコマンドを入力することで1フレーム(35分の1秒)ごとの操作を指示可能。コマンドの前に数字を入力することで操作を継続するフレーム数を指定することもできます。


例えば、以下のツイートに含まれる「/play x,10-,e,10-,e,10-,e,50-,50-u,35-,」というコマンドは「Escキーを押す→10フレーム待機→Enterキーを押す→10フレーム待機→Enterキーを押す→10フレーム待機→Enterキーを押す→50フレーム待機→上矢印キーを50フレーム押し続ける→35フレーム待機」という操作を指示しています。


上記のリプライをTweet2Doomに送ると、操作の結果を以下のようなムービーで返してくれます。


Tweet2DoomによるDOOMのプレイ進行はTwitterのリプライツリーによって管理されているため、他人が途中までプレイしているツリーにリプライを送ることで途中からプレイを始めることが可能。また、操作をやり直したい場合は対応するTweet2Doomのツイートにリプライしなおすことでツリーを分岐させることも可能です。


また、Tweet2Doomでプレイされている全てのツリーを可視化するウェブサイトも公開されており、このウェブサイトからツリー上の各ツイートへ移動することもできます。

Tweet2Doom: State tree
https://tweet2doom.github.io/


Tweet2Doomでは最速クリアタイムの表彰も行われており、記事作成時点の第1ステージの最速クリアタイムは19秒とされています。


なお、Tweet2Doomのソースコードは公式GitHubリポジトリで公開されています。

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