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なぜかGoogleドライブに「1」とだけ入力したデータをアップロードすると著作権侵害の警告が来る


Googleが提供するクラウドストレージサービスの「Googleドライブ」に、「1」とだけ入力したテキストファイルをアップロードすると、なぜか著作権侵害フラグが立って警告されるという事態が報告されています。

Dr. Emily Dolsonさん (@emilyldolson) / Twitter
https://twitter.com/emilyldolson

問題を報告したのはミシガン州立大学の学者であるエミリー・ドルソン氏。同氏は「えーっと、Googleドライブさん大丈夫ですか?(著作権侵害フラグが立った)このファイルには文字通り数字の『1』しか含まれていません」とツイートし、数字の「1」とだけ書かれたテキストファイルがなぜか著作権侵害の警告を受けたと報告しています。


この謎の著作権侵害警告がファイル名と関係していたのか、それともファイルの中身と関係していたのか気になったというHacker Newsユーザーがドルソン氏と同じように数字の「1」とだけ記したさまざまなテキストファイルを作成してGoogleドライブにアップロードしています。このユーザーが用意したテキストファイルのファイル名は「one.txt」「onev2.txt」「output04.txt」「output05.txt」の4通りで、ファイルに入力した内容は「1」だけでなく、「1」のあとにテキストの改行に使う「\n」や「\r\n」を入力したものも一緒にアップロードしたそうです。

アップロード直後は特に何の問題もなかったそうですが、約1時間後になってアップロードしたファイルのほとんどに著作権侵害の警告フラグが立ったそうです。


ファイル名が異なっていても、ほとんどのファイルに著作権侵害の警告フラグが立っていることがわかります。


なお、この謎の著作権侵害の警告フラグに対しては、「このプロセスはユーザーに害を及ぼす可能性のある自動意思決定を明示的に禁止しているGDPRに基づくと、欧州連合では違法です」という意見もありました。

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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