ハードウェア

Steam Machineで1080p・60fpsで各ゲームを動かす設定はどのプリセットになるのか&熱と電力と騒音はどうなるか?


SteamOSに対応したゲーミングPC「Steam Machine」を一足早く手に入れた海外ユーザーが、いくつかのテストを実施しました。

Valve Steam Machine Review: GPU & CPU Benchmarks, SteamOS Test, Thermals, Noise, and Price - YouTube


The Newell Nucleus: Steam Machine LTT Companion Article | LTT Labs
https://www.lttlabs.com/articles/2026/06/22/the-newell-nucleus-steam-machine-ltt-companion-article

Steam Machineは高さ152mm×奥行き162.4mm×幅156mm、重量は2.6kgのキューブ型ゲーミングPCです。


スペックは以下の通り。

Steam Machine
CPUセミカスタムAMD Zen 4 6C / 12T
- 最大4.8 GHz、30W TDP
GPUセミカスタムAMD RDNA3 28CU
- 最大持続クロック2.45GHz、TDP 110W
RAM16GB DDR5 + 8GB GDDR6 VRAM
電源内蔵電源、AC電源110-240V
ストレージ512GB NVMe SSD
or
2TB NVMe SSD
さらに外部ストレージとして高速microSDカードスロットを搭載
Wi-Fi2x2 Wi-Fi 6E
BluetoothBluetooth 5.3専用アンテナ
入出力 ディスプレイ・DisplayPort 1.4
 - 最大4K@240Hzまたは8K@60Hz
 - HDR、FreeSync、デイジーチェーン接続に対応
・HDMI 2.0
 - 最大4K@120Hz
 - HDR、FreeSync、CECに対応
USB前面にUSB-A 3.2 Gen 1ポート×2
背面にUSB-A 2.0高速ポート×2
背面にUSB-C 3.2 Gen 2ポート×1個
ネットワークギガビットイーサネット
OSSteamOS 3
デスクトップ環境KDE Plasma
サイズ高さ152mm×奥行き162.4mm×幅156mm
重量2.6kg


ゲームレビュワーのGamersNexusは「Steam MachineのGPU性能は既存のGPUでいうとどの辺りか」を比較した表を公開しています。Immediately BehindはSteam Machineより少し遅いGPU、Closest Equalは最も近い性能、Immediately Aheadは少し速いGPUを示しています。


海外メディアのLTT Labsは「Steam Machineのプロセッサーとグラフィックスは明らかに前世代のもので、2026年半ばの製品としては期待外れ。最も失望させられた点はすでに古くなりつつあるRDNA3ベースのグラフィックスプロセッサーです。Steam Machineのそれに最も近い性能のGPUは『RX 7600 8GB』で、私たちが2023年にテストした際は『まあまあ』といった印象を受けたGPUでしたが、当時の超解像度技術『FSR』を使ったとしても決して4K向けとは言えませんでした。Valveは同じ仕様で4K 60FPS対応として宣伝していますが、FSRが必須であるという条件付きです。FSRは2023年当時から大きく進化しているため、Steam Machineの性能に多少の期待は持てるかもしれませんが、私たちはテスト開始時点で期待よりも不安の方が大きい状態でした」と語りました。

そこで、LTT Labsは実際にSteam Machineでゲームを実行してどれほどの負荷がかかるのかを測定しています。

FSRを無効化にした状態で解像度を1080pに固定し、その他の画質設定(Preset)を最高設定にした結果が以下の通り。青線が平均FPS、赤線がFPSの1% Low(最低値)を示しています。「Cyberpunk 2077」では平均71FPS、「Shadow of the Tomb Raider」のネイティブLinux版とProton版では平均100FPSを超える値を示していますが、「Forza Horizon 6」は平均42FPS、「Anno 177: Pax Romana」については平均19FPSと非常に低くなっており、AAAタイトルを最高設定で遊ぶにはやや厳しいと予想されます。


各ゲームで1080p・60FPSを達成するために必要な画質設定は次の通りです。以下は「Anno 177: Pax Romana」で、Mediumプリセットで60 FPSを達成。さらに低い設定でも動作させることに成功しています。


「DOOM: The Dark Ages」では、プリセットを最低のLowに設定する必要がありました。


「Forza Horizo​​n 6」は、Highプリセットで60 FPSを達成しました。


次にLTT Labsは4K解像度で60FPSを達成するため、FSRをQuality、Performance、Ultra Performanceの各設定で有効にした上で計測しています。以下がQuality。


Performance。


Ultra Performanceです。Ultra Performanceかつ最低~低画質設定でようやく60FPSを実現するという結果から、LTT Labsは「Valveがアップスケーリングで4K 60FPSを実現すると言うのは、グラフィック設定を最低にしてFSRをウルトラパフォーマンスまでスライドさせる必要があるという意味です」と述べました。


また、PlayStation 5と比較した結果も公開されています。これを見るとSteam MachineはPro版ではなく通常版のPlayStation 5すらも下回るようです。


また、LTT Labsは軽負荷時と重負荷時の両方において電力状態と熱状態を記録しています。重負荷をかけたゲーム「DOOM: The Dark Ages」では一定して105Wほどの電力を消費し、低負荷の「Tape to Tape」ではおおむね30Wほどの消費だったそうです。


「DOOM: The Dark Ages」プレイ時におけるGPU・CPU温度は平均で66~68度。


「Tape to Tape」では53~58度でした。


騒音については、アイドル状態で室内と同程度の32.2dBであり、LTT Labsは「ほとんど分からないほど」と評価しています。「ゴッド・オブ・ウォー」のプレイ時は41.4dBまで上昇。同じゲームでPlayStation 5は39.7dB、PlayStation 5 Proは40.4dBという結果でしたが、LTT Labsは「全体的な静音性はほぼ同等」と見なしています。

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in 動画,   ハードウェア,   ゲーム, Posted by log1p_kr

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