「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」が公開初週で約670億円の興行収入を記録

トム・ホランドが主人公のピーター・パーカー(スパイダーマン)を演じる「スパイダーマン：ホームカミング」「スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム」に続くシリーズ3作目となる「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」が、2021年12月15日にイギリスと韓国で先行公開され、17日にはアメリカをはじめとする多くの国と地域で公開されました。そんな「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」の初週の全世界累計の興行収入が5億8700万ドル(約670億円)に到達したことが明らかになっています。これはアメリカで公開された映画史上3番目に優れたスタートです。

Box Office: ‘Spider-Man: No Way Home’ Soars to Record $253M Opening – The Hollywood Reporter
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/spider-man-no-way-home-box-office-opening-1235065128/

Spider-Man: No Way Home Makes $587 Million In First Weekend Worldwide - GameSpot
https://www.gamespot.com/articles/spider-man-no-way-home-makes-587-million-in-first-weekend-worldwide/1100-6499139/

コロンビア ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同製作し、ソニー・ピクチャーズ リリーシングが配給するトム・ホランド演じるピーター・パーカーが主人公の新スパイダーマンシリーズの3作目となる「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」が、公開初週の興行収入で記録的な数字をたたき出したとエンタメ系メディアのThe Hollywood Reporterが報じています。

The Hollywood Reporterによると、同作の初週の興行収入はアメリカだけでも2億5300万ドル(約290億円)に達しており、新型コロナウイルスのオミクロン株に対する懸念が広まっているタイミングであるにもかかわらず、歴代3位の好スタートを切ることに成功しています。

『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』予告３　1月7日（金）全国の映画館で公開！　　#全ての運命が集結する ── - YouTube


中国を除く海外の公開初週の興行収入は3億3420万ドル(約380億円)を記録しており、全世界累計で5億8720万ドル(約670億円)という数字をたたき出しました。これは公開初週の興行収入として歴代で3番目に高い数字で、これを上回るのは3億5700万ドル(約410億円)を記録した「アベンジャーズ／エンドゲーム」と2億5760万ドル(約330億円)を記録した「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」の2作品しかありません。

また、新型コロナウイルスのパンデミックに公開された映画で、アメリカでの初週の興行収入が1億ドル(約110億円)を超えたのは「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」が初めてであり、パンデミック以降に公開された他作品の興行収入を大きく上回っています。

今回の数字について、The Hollywood Reporterは「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホームの公開直前に映画館の観客動員が新型コロナウイルスのパンデミック以前のレベルに戻ったため、多くの記録を打ち立てることにつながりました」と報じています。

一方で、2021年12月17日に公開されたギレルモ・デル・トロ監督の最新作「ナイトメア・アリー」は、有名監督と豪華キャストによる注目作であったにもかかわらず、初週の興行収入が300万ドル(約3億4000万円)未満と「期待外れに終わった」とThe Hollywood Reporterは記しています。

なお、「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」の日本での公開日は2022年1月7日です。