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ルーターのIPアドレスや初期パスワードなどを検索できるウェブサイト「Modemly」を使ってみた


ルーターの設定時にはルーターの種類ごとに異なるIPアドレスにアクセスする必要がありますが、このIPアドレスは数字の羅列であるため記憶しづらく、設定の度に説明書を引っ張り出すのも面倒なものです。世界中のルーターの情報を集めたウェブサイト「Modemly」では、さまざまルーターのIPアドレスや初期パスワードを確認できるとのことなので、実際にModemlyを使ってIPアドレスなどを確認してみました。

Router Setup and Security Checklist
https://modemly.com/

Modemlyのトップページには、1800のブランドから展開されている1万7000種のルーター情報を網羅していることがアピールされており、その下にはルーターの検索欄が表示されています。今回は、以前レビューしたASUSのWi-Fi 6対応ルーター「RT-AX89X」の型番を入力し、表示された機種名をクリックします。


すると、RT-AX89Xの情報ページが表示されました。しかし、ModemlyにはASUS RT-AX89XのIPアドレスは登録されていないようで、「デフォルトのIPアドレスを入力してください(type the default IP Adress)」と表示されます。


別のルーターでも試してみます。今度は2014年にレビューしたASUSの無線LANルーター「RT-AC68U」の型番を入力し、表示された機種名をクリックします。


RT-AC68Uの情報ページには、設定の際にアクセスするべきIPアドレス「192.168.1.1」が記されています。


さらに、下の方へスクロールするとIPアドレスや初期ユーザー名、初期パスワードがまとめられていました。Modemlyではこんな感じに、登録されているルーターの情報を閲覧できます。


Modemlyには、アメリカ政府の脆弱(ぜいじゃく)性情報データベース「National Vulnerability Database(NVD)」に登録されているルーターの脆弱性情報をまとめたページも用意されています。

Router Bugs and Security Vulnerabilities
https://modemly.com/m1/pulse


脆弱性情報まとめページにアクセスすると、ルーターのメーカー名が報告された脆弱性の合計数順にズラリと並んでいます。今回は合計で500件以上の脆弱性が報告されているNetgearの情報を確認してみます。


Netgearの情報ページではルーターの型番と共に報告された脆弱性の件数が表示されています。試しに24件の脆弱性が報告されている「R7800」をクリックしてみると……


脆弱性の内容や影響を受けるファームウェアのバージョンがズラリと表示されました。

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in ネットサービス,   ハードウェア,   セキュリティ, Posted by log1o_hf

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