化学反応を駆使して「虹色に輝く炎の竜巻」を作り出すスローモーションムービーが圧巻
物質が燃えた際に赤や黄色などの特定の色を呈す反応を炎色反応といいます。そんな炎色反応を用いて虹色の竜巻を作り出すムービーを、「エアバッグの爆発の瞬間」や「弾丸をオノでぶった切る瞬間」などのスローモーションムービーを作成してきたYouTubeチャンネルのThe Slow Mo Guysが公開しています。
Slow Mo Rainbow Fire Tornado - The Slow Mo Guys - YouTube
ムービーの冒頭で登場したのが、The Slow Mo Guysのギャビン・フリー氏。フリー氏の手には何やら液体が入ったポリ容器が握られています。
さらに、フリー氏は大きなファンが搭載された送風機も用意している様子。
このファンを円形に配置して竜巻状の風を巻き起こす作戦とのこと。
フリー氏が持っていたポリ容器には、塩化ストロンチウム・ホウ酸・塩化銅・塩化カルシウムの水溶液が入っており、これらの水溶液はそれぞれ「塩化ストロンチウム:赤」「ホウ酸:緑」「塩化銅:青」「塩化カルシウム:オレンジ」の炎色反応を示します。水溶液をファンに囲まれたバケツの中へドボドボと注ぐフリー氏。
そして、バケツに向かってバーナーの火を当て点火します。下に出ている字幕は「ご家庭でマネしないでください」。
水溶液に着火すると、まずは緑色の炎が上がり……
すぐに青色や赤色に変化します。
そして、ファンを稼働させると炎が竜巻状になりました。炎は青や緑、赤色などの色が混ざり合って白っぽくなっています。
炎の竜巻とフリー氏が並んでいる所を確認すると、炎の高さが分かります。
等倍速で撮影したムービーでは炎が白っぽく映っていますが、スローモーションカメラで撮影したムービーを確認すると、緑や黄色の炎が混ざり合っている様子が分かります。
青・緑・黄・赤といったいくつもの色の炎がグルグルと渦巻いています。
実際にさまざまなアングルから虹色の炎の竜巻の様子を捉えたスローモーションムービーは、公開されたムービーの1分37秒頃や4分56秒頃から確認できます。
Slow Mo Rainbow Fire Tornado - The Slow Mo Guys - YouTube
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