「iPhone 13」「第3世代AirPods」など2021年9月15日のAppleイベントで発表が予想される新製品まとめ

Appleは、「iPhone 13」などの発表が期待されるオンラインイベント「California Streaming」を日本時間の2021年9月15日(水)に開催します。このイベントで発表されることが期待される「iPhone 13」や「第3世代AirPods」などに関する情報を複数の海外メディアが報じていたのでまとめてみました。
What to expect from Apple’s September 14 “California Streaming” event | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2021/09/what-to-expect-from-apples-september-14-california-streaming-event/
Rumors: iPhone 13, Apple Watch Series 7, and AirPods 3 to have longer battery life, more - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/09/08/rumors-iphone-13-apple-watch-series-7-and-airpods-3-to-have-longer-battery-life-more/
iPhone 13: Here are 5 things not to expect from this year’s new iPhones - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/08/31/iphone-13-here-are-5-things-not-to-expect-from-this-years-new-iphones/
◆iPhone 13シリーズ
◆第3世代AirPods
◆Apple Watch Series 7
◆新型iPad mini
◆おまけ1:iPhone 13への買い替え予定者はどれくらいいるのか?
◆おまけ2:iPhone 14のウワサ
◆iPhone 13シリーズ
2020年に登場したiPhone 12シリーズには「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」「iPhone 12 mini」の4モデルが存在しています。iPhone 13シリーズについても、Appleによる連邦通信委員会(FCC)への申請から4種類のモデルが存在する可能性が濃厚となっています。また、この4モデルはiPhone 12シリーズと同じく「通常版」「ミニ版」「高性能版」「高性能&大型版」というサイズ&性能の異なるラインナップとなることが予想されています。
「iPad Pro」や、近年登場した高性能なAndroid端末は120Hzの高リフレッシュレートで動作するディスプレイが搭載しており、新たに登場するiPhone 13シリーズにも120Hzで動作するディスプレイが搭載されることがウワサされています。また、Ars Technicaは「120Hzのディスプレイは、高性能なモデルとそうでないモデルの差別化に用いられる可能性があります」と述べ、iPhone 13シリーズの「高性能版」と「高性能&大型版」のみが120Hzのディスプレイを搭載する可能性を指摘しました。
iPhone 13シリーズのデザインについては、画面上部のフロントカメラなどが搭載されたノッチ部分がiPhone 12シリーズよりも小さくなるというウワサがありますが、全体的なデザインはiPhone 12シリーズと近くなると予想されています。

「iPhone 13シリーズでは画面内指紋認証が可能なる」というウワサが存在していましたが、新たに「Appleは画面内指紋認証をテストしていたが、失敗したようだ」という情報が報じられており、画面内指紋認証機能の搭載はiPhone 13よりも後の世代のiPhoneに見送られた可能性が指摘されています。また、iPhone 13シリーズには「Lightningポートが搭載されずUSB Type-Cポートが搭載される」「Lightningポートは搭載されず、ワイヤレス充電にのみ対応する」といったウワサが流れていましたが、Apple関連アナリストの中でも高い評価を集めるミンチー・クオ氏は「iPhone 13シリーズにはLightningポートが搭載されます」とウワサを否定しました。
iPhoneシリーズは新たなシリーズが登場するたびにプロセッサのアップグレードを行っており、iPhone 13シリーズでも新たなプロセッサが搭載されると予想されています。Appleは2020年に高性能SoCの「M1」を発表しており、iPhone 13にもM1が搭載されると予想する人もいますが、9to5Macは「iPhone 13シリーズには5nmプロセスで製造された新たなSoCが搭載されるでしょう。しかし、それはM1の派生物ではないでしょう。そもそもM1はiPhoneなどに搭載されていたSoCの派生物であることに留意する必要があります」と指摘しました。
他にも、低軌道衛星通信に対応して4G・5Gでのデータ通信が困難な状況でも通信を可能にする新機能の搭載や、バッテリー容量の増加、カメラ機能の向上といったアップグレードが予想されています。
iPhone13は低軌道衛星通信に対応か、4G・5Gがなくとも通信可能に - GIGAZINE

上記のようにさまざまな機能強化が予想されているiPhone 13シリーズですが、Ars Technicaは「iPhoneシリーズは通常は発表から数週間で発売されます。しかし、今回は部品不足などの影響で発売が遅れる可能性があります」と指摘しています。
◆第3世代AirPods
2016年に第1世代の「AirPods」が登場して以降、2019年には「AirPods Pro」、2020年には「AirPods Max」といったデザインも性能も異なる機種が登場しましたが、AirPodsは2019年にワイヤレス充電に対応した第2世代が登場したのみで、デザインや主な機能は変更されていません。Ars Technicaは「AirPods Proでは、AirPodsと比べて耳から飛び出す部分が短くなりました。新たに登場するAirPodsでも同様の変更が加わる可能性があります」と述べ、デザインが変更されたAirPodsの登場を予測しています。また、第3世代AirPodsはこれまでよりもバッテリー容量が増加するという予測も存在します。
上記のようにデザインの変更やバッテリー容量増加が予測されている第3世代AirPodsですが、Ars Technicaは「iPhone 13とApple Watch Series 7の登場はほぼ確実だと考えていますが、第3世代AirPodsの登場は確実とは言えません」と主張。また、「iPhoneに付属するイヤホンがAirPodsに変更されると予測している人もいますが、それは実現しないでしょう」と述べています。

◆Apple Watch Series 7
上述の通り、Ars Technicaは「Apple Watch Series 7」の登場を確実視しています。ただし、新たな機能やセンサーは搭載されず、「Apple Watch Series 6」からの変更点はプロセッサのアップグレードやバッテリー容量の増加のみだと予想しているとのこと。
また、Ars Technicaは「Apple Watch Series 6には数世代前のiPhoneのデザインが残っているため、Apple Watch Series 7では画面の巨大化や、ケースのフラット化といった変更が加わる可能性があります」と指摘しています。

◆新型iPad mini
「iPad Pro」や2020年に登場した第4世代「iPad Air」にはiPhone 12シリーズと同じくフラットなデザインが採用されていますが、「iPad」と「iPad mini」の現行モデルには丸みを帯びた旧来のデザインが採用されています。この2機種のうち、iPad miniには「ベゼルが狭くなり、ディスプレイが巨大化する」「Lightningポートが廃止されて、USB Type-Cポートが搭載される」「ホームボタン非搭載になる」といったウワサが存在しており、Ars Technicaは「新たなiPad miniはiPad Airのミニ版のような存在になるでしょう」と述べています。

◆おまけ1:iPhone 13への買い替え予定者はどれくらいいるのか?
savings.comは1500人以上のiPhoneユーザーに対して「iPhone 13シリーズの購入予定に関するアンケート」を実施しました。その結果、iPhoneユーザーの10%がiPhone13への買い替えを検討していることが判明。また、買い替えを計画している人の70%が購入から2年以内のiPhoneを使用していることも明らかになっています。

◆おまけ2:iPhone 14のウワサ
日本時間2021年9月15日(水)のイベントではiPhone 13の発表が期待されていますが、すでに「iPhone 14」に関するウワサも登場しています。
クオ氏は、iPhone 14にはiPhone 12と同様に「高機能版」と「高機能&大型版」が存在し、それらの機種では画面上部のノッチがなくなり、「Pixel」シリーズや「Zenfone 8」に採用されているようなパンチホールカメラが搭載されると述べています。
また、リーカーのジョン・プロッサー氏はiPhone 14のレンダリング画像と主張する画像を公開。公開された画像からは、iPhone 14がパンチホールカメラを採用し、音量ボタンが「iPhone 4」や「iPhone 5s」のような丸型になり、カメラ部分が出っ張らないデザインになっていることが分かります。

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