Amazonが燃料費・物流費高騰を理由にアメリカとカナダの販売業者向けに燃料サーチャージ導入を決定

アメリカとイスラエルがイランへの攻撃を開始してから5週間、原油の安定供給がままならない中でAmazonが燃料費と物流費が高騰していることを理由として、アメリカとカナダで「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を利用している販売業者を対象に、3.5%の燃料サーチャージの請求を開始することを明らかにしました。
Amazon add 3.5% fuel and logistics surcharge for sellers amid Iran war
https://www.cnbc.com/2026/04/02/amazon-add-3point5percent-fuel-and-logistics-surcharge-for-sellers-amid-iran-war.html

Amazon to Charge US, Canada Merchants 3.5% Fuel Fee on Shipments - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-04-02/amazon-imposes-3-5-fuel-surcharge-for-many-online-merchants?srnd=phx-technology
Amazon hits sellers with 'fuel surcharge' as Iran war roils global energy markets | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/04/02/amazon-hits-sellers-with-fuel-surcharge-as-iran-war-roils-global-energy-markets/
Amazonの広報を担当するアシュリー・ヴァニチェク氏によると、燃料費・物流費の高騰をこれまではAmazonが引き受けていたものの、大手航空会社と同じようにコストが高止まりした場合に、一部の回収を行うために一時的にサーチャージを導入するとのこと。
燃料サーチャージ分は商品の販売価格ではなく、AmazonがFBAで商品を発送するときの請求額に適用されるとのこと。商品の寸法によって額は異なりますが、FBAで取り扱う商品の平均だと1個あたりおよそ17セント(約25円)となります。
ヴァニチェク氏は「航空会社が課すサーチャージに比べれば大幅に低いものです」と説明した上で、「Amazonは販売パートナーの成功と、顧客向けの幅広い品ぞろえと低価格維持に引き続き尽力します」と述べました。
アメリカとイスラエルによる攻撃に対し、イランは物流の要衝であるホルムズ海峡の通過を妨害する対抗策を採っており、原油価格の指標となるブレント原油先物価格は武力衝突後最高値に迫っています。
中東情勢の緊張継続 ブレント原油先物価格が紛争後の最高値に迫る 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3629257

Amazonによる燃料サーチャージ導入は2026年4月17日からの予定となっています。
なお、燃料費・物流費高騰の影響を受けているのはAmazonだけではなく、アメリカでは郵便も2026年4月26日から燃料サーチャージが課されることになっています。また、大手運送業者のUPSやFedExはすでに燃料サーチャージを課した上で、賦課金の額を引き上げています。
・関連記事
コンテナ船の95%がスエズ運河を避けて喜望峰を回るルートを選択、イエメン内戦でフーシ派による船舶への攻撃が続いているため - GIGAZINE
あまりの燃料安でスエズ運河を渡るよりアフリカ大陸を回った方が安くなり交通量が激減してしまう - GIGAZINE
飛行機の燃油価格が安くなったのになぜ利用者は預け荷物料金を払う必要があるのか? - GIGAZINE
燃料高騰で帆船による海運が復活 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in メモ, Posted by logc_nt







