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投資の神様ウォーレン・バフェットが「ティム・クックは世界最高の経営者のひとり」とAppleのCEOを称賛


スティーブ・ジョブズに代わってAppleのCEOを務めるティム・クックCEOに対しては、元従業員から「Appleを退屈な会社にした」という批判の声が上がったこともあります。しかし、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長であり、投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏が、クックCEOを「世界最高の経営者のひとり」と称賛しました。

Warren Buffett: Tim Cook is one of the best managers in the world
https://finance.yahoo.com/video/warren-buffett-tim-cook-one-191858918.html

Warren Buffett calls Tim Cook a 'fantastic manager' of Apple | AppleInsider
https://appleinsider.com/articles/21/05/01/warren-buffett-calls-tim-cook-a-fantastic-manager-of-apple

バークシャー・ハサウェイの年次株主総会の中で行われた質疑応答の中で、同社が保有するApple株の一部を売却した理由について問われた際、バフェット氏は「Appleは並外れた素晴らしい経営者を有しています。ティム・クックはしばらくの間、過小評価されてきましたが、彼は紛れもなく世界で最高の経営者のひとりです」と語り、Appleのティム・クックCEOを称賛しました。


加えて、「Appleのビジネスは並外れたものです。しかし、私が強調したいのはティム・クックはこれまでに見てきた多くの経営者とは異なる人物であり、両極端にある2人の素晴らしい経営者をAppleで見られたという点です」とバフェット氏は語り、クックCEOは前任者であるジョブズとも異なる経営方法でAppleを成長させてきたと述べています。

続けて、クックCEOについて「スティーブ・ジョブズが育ててきたAppleのビジネスを上手く処理したと思います。ティム・クックは創造という点でスティーブ・ジョブズのような功績は残せていないかもしれませんが、逆にジョブズがクックのような功績を残せたとも思えません」と語り、ジョブズとクックCEOがAppleの全く別の側面を成長させてきたと強調しています。


また、株主総会に出席したバークシャー・ハサウェイのチャーリー・マンガー副会長は、Appleを含むビッグ・テック全般を称賛しながらも、アメリカヨーロッパをはじめとする各国で直面する独占禁止法関連の調査がビッグ・テックの成長を妨げる可能性があると警告しています。

なお、日本の公正取引委員会の古谷一之委員長も、「Google・Apple・Facebook・AmazonをアメリカやEUと共に厳しく監視する」と表明しています。

日本の公正取引委員会が「Google・Apple・Facebook・AmazonをアメリカやEUと共に厳しく監視する」と表明 - GIGAZINE

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in メモ, Posted by logu_ii

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