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音響機器メーカー・ゼンハイザーがコンシューマー事業部門への出資を募集、部門売却も視野か


ドイツの音響機器メーカーとして知られるSennheiser(ゼンハイザー)が、社内にある「プロオーディオ」「ビジネスコミュニケーション」「ノイマン」「コンシューマーエレクトロニクス」の4ユニットのうち、「コンシューマーエレクトロニクス」に投資する強力なパートナーを求めていることを明らかにしました。

Message from Andreas and Daniel Sennheiser
https://en-us.sennheiser.com/newsroom/message-from-andreas-and-daniel-sennheiser

Sennheiser to reposition its business units independently of each other
https://en-us.sennheiser.com/newsroom/sennheiser-to-reposition-its-business-units-independently-of-each-other-s5jh2n


Sennheiser says it’s open to selling its consumer audio business - The Verge
https://www.theverge.com/2021/2/16/22285497/sennheiser-investors-selling-consumer-headphones-soundbars-business

ゼンハイザーは大きく分けて「プロフェッショナル向け部門」と「コンシューマー向け部門」の2つの部門を抱えています。また、ビジネスユニットとしては「プロオーディオ」「ビジネスコミュニケーション」「ノイマン」「コンシューマーエレクトロニクス」の4つに分かれるとのこと。


今回発表されたのは、プロフェッショナル向けの3部門に注力して事業の独立性を高めることと、それに伴う、コンシューマー向け事業への出資パートナーの募集です。

こうした方針転換は、ゼンハイザーがワイヤレスヘッドホン製品について出遅れ、ヘッドホンの売り上げが期待ほどではない状況に起因するとみられています。すでに、約650人の雇用削減が行われています。

ゼンハイザーの発表したニュースリリースでは「パートナー募集」という表現になっていますが、オランダ紙・Handelsblattによるゼンハイザー兄弟へのインタビューでは「すべての選択肢が開かれています」「重要なのはすべての事業分野が再編によって浮上することです」という言葉が出ており、コンシューマー部門売却の可能性も検討しているとみられます。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by logc_nt

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