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iOS 14.5でマスクをしたままでもiPhoneのロック解除が顔認証で可能に


AppleのiPhone向けOSである「iOS」には顔認証機能のFace IDが採用されていますが、新型コロナウイルスのパンデミックでマスクの着用が義務づけられた結果、顔を向けるだけでは端末のロックが解除できなくなるという弊害が生じました。iOS 14.5では、マスクを外したりパスコードを入力したりすることなく、「マスクを着けたまま顔認証でのロック解除」が可能になることが明らかになっています。

iOS 14.5 adds support for unlocking your iPhone with Apple Watch while wearing a face mask - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/02/01/unlock-iphone-face-id-mask-apple-watch/

iPhoneのFace IDは、メガネや帽子をしていても顔を向けるだけで瞬時に端末のロックを解除できるという認証機能です。しかし、顔の下半分を覆ってしまうマスクを着用したままだと、ロックの解除はできなくなります。そのため、マスクを着用することが必須な外出時には、端末のロックを解除したり支払い機能のApple Payを使用したりするのに、わざわざマスクを外したりパスコードを入力したりする必要がありました。


AppleはマスクとFace IDの相性の悪さを認識しており、2020年4月末にはiOS 13.5のベータ版でいち早くFaceIDをスキップする機能のテストを実施していました。

マスク着用時にFaceIDをスキップできる機能やCOVID-19接触追跡APIがiOS13.5ベータ版に搭載 - GIGAZINE

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そして、記事作成時点では開発者向けベータ版が配信されているiOS 14.5に、マスクを着用したままでもiPhoneをFace IDでロック解除できるようになる機能が搭載されていることが明らかになっています。ただし、マスクを着用したままロック解除するには、Apple Watchを着用している必要があるとのことです。

ウォール・ストリート・ジャーナルでテクノロジーコラムニストとして働くJoanna Stern氏も、「iOS 14.5の開発者向けベータ版がリリースされ、マスクを着けたままiPhoneのロックを解除することに、Appleが我々ユーザーと同じくらいイライラしていたことが確認されました」と報告しています。


重要なのは、Apple Watchの「手首検出」をオフにしていると、マスクを着用したままのロック解除はできなくなるという点です。これについてAppleは、「Face IDがマスクを着用した顔を検出すると、iPhoneはApple Watchを使用してロックを解除できます。ただし、Apple Watchがユーザーの近くにあり、手首に巻かれており、ロックが解除されており、パスコードで保護されている必要があります」と説明しました。

なお、セキュリティを保つため、Apple WatchからiPhoneを素早くロックする機能も搭載される模様です。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii

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