パンパンにバッテリーが膨れ上がったスマートフォン「Nexus 6」を修理に出してみた

「Nexus 6」を2014年から編集部で使っていたのですが、ある日バッテリーがパンパンに膨張してしまっているのを編集部員が発見。スマートフォンなどのバッテリーの不具合は最悪の場合、爆発を起こして火災の原因になる可能性もあるので、手遅れになる前に販売元であるモトローラに修理を依頼してきました。
◆当該端末の状態
バッテリー膨張が膨張してしまった「Nexus 6」

側面から見た様子を購入した当時の画像(上)と比べると、今回故障したNexus 6(下)は背面のカバーがぼこっと浮いています。

反対側も背面カバーが少し浮いていました。

画面を下にして真横からみると、かなり盛り上がっているのが分かります。

隙間から電子部品が見えるほど背面カバーが浮き上がっています。バッテリーの破裂も恐ろしいですが、ほこりやゴミなどが内側に入り込んで故障してしまう可能性も考えられるので修理を依頼することにしました。

◆モトローラに修理を依頼してみた
この端末は2015年にもバッテリーが膨張したことがあり、その際はワイモバイルで交換修理をしてもらいましたが、今回は製造元であるモトローラに問い合わせて修理交換を依頼してみました。モトローラに修理を依頼するには、まず以下のURLにアクセス。
Homepage JP | Motorola
https://www.motorola.co.jp/home
「サポート」にマウスオーバーして「携帯電話用」をクリック。

赤枠の検索ボックスに製品名「Nexus 6」と入力してエンターキーを押します。

「カスタマーサービス」をクリック。

サポートセンターへは電話とメールで連絡で問い合わせが可能で、今回はメールで連絡します。「メールでのサポート」をクリック。

プロダクトの欄が入力された状態でメールフォームが表示されるので、名前、Eメール・アドレス、IMEI/ESN/MEID Number、件名、問い合わせ内容を入力して送信します。ドキュメントは添付せず送信しました。

サポートセンターへメール送信後、約1日ほどで返信がきました。購入時の保証書または契約書など、購入を証明する書類をスキャンした画像データを添付し、必要事項を入力して返信します。なお、メールには返信期限が設けられており、受信してから72時間以上経過すると問い合わせが無効となるようです。

◆発送
サポートセンターへ返信後、約2日後にNexus 6送付用の箱が送られてきました。

箱に入っていたのは、緩衝材、梱包手順書と同意書、伝票。

同意書には署名と捺印が必要です。

送付するNexus 6は、あらかじめSIMカードを抜いておきます。SIMカードを抜くには赤枠部分の穴に細長い針などをさして……

取り出します。

SIMカードを抜いた本体は緩衝材に包んで箱の中へ。

Nexus 6本体、同意書を箱に入れて封をしたら、伝票を貼り付けてモトローラへ発送します。

◆修理完了
1週間ほどで修理が終わってNexus 6が帰ってきました。

中に入っていたのは修理納品書とNexus 6。

修理代金はバッテリー交換のみで税込7153円でした。

バッテリー交換されたNexus 6。正面は修理前とあまり変わりありませんが……

背面カバーは新品同様、しっかりと閉じられていました。過去にNexus 6をワイモバイルの店舗に持ち込んで修理を依頼した際は代替品を用意してもらえましたが、今回は郵送での修理だったため代替品の貸し出しはありませんでした。なお、ワイモバイルでは記事作成時点でNexus 6の修理受付対応は終了しています。

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