ペチャンコに折りたためて持ち運びが楽ちんなタンブラー「Stojo」レビュー
気温が上がってくると特に水分補給が大事になりますが、水筒を持ち運ぶと荷物が増えるのが問題。できるだけ身軽でいたい、カバンのスペースを空けておきたい、という時に便利なのが折りたたみ式でコンパクトに収納できる携帯式タンブラー「Stojo」です。一部のコーヒーチェーンやコンビニではタンブラー持参だと値引きされるというオトクな点もあるので、Stojoの使い勝手を実際に試してみました。
The Collapsible, Reusable Cup – Stojo
https://stojo.co/
「Stojo」がどう変形するのかは以下のムービーを見ると一発でわかります。
ペチャンコになるタンブラー「Stojo」はどれくらいコンパクトになるのか - YouTube
タンブラー型のStojoは容量470mlの「ビギー」と容量355mlの「ポケットカップ」の2種類があります。バッグのようなパッケージに入っていました。
パッケージを外すとこんな感じ。
サイズはビギーが高さ138mm・飲み口直径が100mm、ポケットカップが高さ127mm・飲み口直径が90mmです。ビギーの高さは全長138.4mmのiPhone SEとほぼ同じ。
ビギーはシリコン製のストロー付き、ポケットカップはストローなしです。
カップのふた部分はこんな感じ。シリコン製のストッパーで中身の漏れを防ぎます。
全てのパーツを分解してみると、カップ・スリーブ・フタ(下部・上部)の全4パーツ。
カップの部分はシリコンなのでぐにゃぐにゃと変形します。なお、スリーブやフタはポリプロピレンでできていて固いので、変形しません。
カップ内部には355ml・296ml・237mlの容量を示すラインが入っていました。
カップ側面にはアコーディオンのような折り目が入っていて……
垂直方向に力を加えると、この折り目に従うかたちでカップが小さくなっていく仕組み。
折り畳む時はいったんスリーブを外す必要があります。フタはつけたままでOK。
上から力を加えると……
あっという間にペチャンコに。折り目を1つ1つ折っていく必要はなく、かなり雑に「グシャッ」と力を入れても折り目に従ってコンパクトに収納できます。
ペチャンコになった状態でスリーブを収納できるようになっているので、スリーブが持ち運びの邪魔になることもありません。
これで収納完了。
ビギーも同様に本体4パーツ&ストローに分解できます。
ビギーは473ml・414ml・355ml・296mlの4つのラインが引かれていました。
これもフタ部分はポリプロピレンで固いのですが、カップはシリコンなのでぐにゃぐにゃ変形します。
サイズは異なりますが、ポケットカップと同様に、スリーブを外した状態で上から力を加えると……
ペチャンコに。
ストローはペチャンコになった状態でフタをあけて収納すればOKです。
本体やストッパーがシリコンということで、中の液体が漏れてしまうのでは?と心配になったので、液体の漏れがあるか実験してみました。
「Stojo」は液体漏れするのか確かめてみた - YouTube
Stojoに水を注いで……
しっかりフタを閉めます。ストッパーがちゃんとはまっているかもチェック。
この状態で傾けたり、逆さにしても、水漏れは一切なし。
横倒しにしてゴロゴロ転がしても……
下を向けた状態でシェイクしても液体が漏れることは全くありませんでした。
また、スリーブは固い素材なので、カップの横からぎゅっと押しても液体は漏れず。
さらに、スリーブを外した状態でギューッと押しても大丈夫でした。
ただ、スリーブなしの状態で横からギュッと押し、さらに上下に振ると、さすがに水がしたたりました。とはいっても液体がドバッと漏れてしまうわけでなく、ポタポタ水滴が落ちる感じ。柔らかい素材だから液体漏れが激しいのでは……という想定で実験してみましたが、普段使いする上ではそこまで液漏れが問題にならなさそうな印象です。
耐熱温度はシリコン部分が200度、ポリプロピレン部分が100度なので、電子レンジは不可ですが、熱いお茶などを入れてもOK。実際にお湯を注いでみると……
シリコン部分はかなり熱く、数分単位で持つのが難しそうでしたが……
スリーブをつけるとかなり熱さが和らぎました。
一部のコーヒーチェーンやコンビニではマイカップ持参で値引きされるとのことなので、スターバックスに持参してみました。
トールサイズのカップと比べるとこのくらいのサイズ感。スターバックスではトールサイズが350ml、グランデが470mlなので、ポケットカップがトール、ビギーはグランデと同じくらいです。
カップを持参して注文しようとしたところ……
「新型コロナウイルス対策の一環でカップを預かれない」とのことで、マイカップ持参で1ドリンクあたり20円の値引きはされるものの、入れ替えは自分で行うスタイルでした。
トールサイズのラテをポケットカップに注いでみたところ、ぴったりのサイズ。
スリーブがついているので持ったときに冷たさをあまり感じず、スターバックスのプラスチックカップよりはずっと液漏れのない作りなので、ドリンクを持ちかえりする時には役立ちそう。
飲むときはこんな感じでストッパーを外します。飲みにくさなども特にありませんでした。
カップ値引きにサイズは関係ないので、グランデサイズのアイスコーヒーでも20円引き。
これもぴったりのサイズでした。
ビギーの場合はストローがあるので、さらに飲みやすさが増します。
使用後に気になるポイントが洗いものの容易さですが、Stojoは全てのパーツが分解できるので、細かい部分までしっかり&ラクに洗うことができました。
Stojoはカラーバリエーションが豊富なのもポイントで、記事作成時点ではポケットカップが税込1650円から……
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ビギーが税込2160円から購入可能となっていました。
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in レビュー, 動画, Posted by darkhorse_log
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