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「Googleフォト」に撮影場所を地図上に表示する「マップビュー」が登場


Googleは2020年6月25日に、無料かつ容量無制限で使用可能な写真とムービーのクラウドストレージサービス「Googleフォト」のリニューアルを発表しました。今回のアップデートにより、アプリのロゴデザインが刷新されたほか、ムービーファイルの自動再生機能や、写真やムービーを地図上に表示する機能も追加されます。

A redesigned Google Photos, built for your life’s memories
https://www.blog.google/products/photos/redesigned-google-photos/

これまでは、折り紙で作られた風車のようだった「Googleフォト」のアイコンが、今回のアップデートにより抽象的で丸みを帯びた風車のアイコンに変更されました。これは、子ども時代の記憶や懐かしさといった思い出をイメージしているとのこと。


このロゴデザインの変更が象徴しているように、今回のアップデートでは思い出となる写真やムービーを一目で見つけられるようにすることに重点を置いた新機能が盛り込まれました。

「フォト」タブの上部にある「思い出」は以前から登場していましたが、これまで丸くて小さいアイコンでした。それが、今回のアップデートでは大きく表示されるようになり、より見やすくなりました。


また、表示される写真やムービーのサムネイルが大きくなり、サムネイルの間にあった余白は縮小されました。さらにムービーがサムネイルの状態のまま自動再生されるようになり、どんな場面のムービーかすぐに分かるようになります。


「検索」タブには、写真やムービーの撮影場所を地図上に表示する「マップビュー」機能が追加されました。これは、Googleフォトをリリースして以来、最も多くGoogleに寄せられた要望の1つだったとのこと。


「マップビュー」により、旅行先で撮った写真や、故郷で撮った写真などを一目で見つけることが可能になります。この機能は、スマートフォンの位置情報をオンにしてアプリに位置情報の使用を許可するか、または手動で写真やムービーに位置情報を追加することで利用可能です。


「ライブラリ」タブにはアルバム、お気に入り、アーカイブ、ごみ箱といった機能がまとめられています。また、北米やEUのユーザーには、好きな写真をプリントアウトできるストアへのショートカットも追加されています。


デザインが一新された「Googleフォト」のアップデートは、発表日である6月25日の翌週以降にAndroidとiOSの両方に配信される予定です。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by log1l_ks

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