試食

唐辛子と花椒がガツンと辛くて食欲そそる「麻婆豆腐麺」などミスドの「misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル」試食レビュー


四川料理の名店「赤坂四川飯店」のオーナーである陳建一氏がミスタードーナツと共同開発した「麻婆豆腐麺」「バンバンジー涼風麺」「豆乳担々涼風麺」「五目チャーハン」が2020年4月24日(金)よりミスタードーナツに登場しています。赤坂四川飯店の看板メニューをミスタードーナツのために再現したとのことなので、実際にお店に行って食べてきました。

misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル|新商品|ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/200424_001/

ミスタードーナツに到着。


まずは「麻婆豆腐麺」から食べてみます。


おわんの直径は全長123.8mmのiPhone SE(第1世代)と比べてこのくらい。


高さはこんな感じ。


食べてみると、唐辛子がしっかりと辛く、すすり方を間違えるとむせてしまいそうな感じ。四川飯店で販売されている陳麻婆豆腐を再現しており、四川飯店のピーシェン豆板醤を使用しているとのことで、陳麻婆豆腐自体は食べたことがないのですが、豆を発酵させた豆板醤独特の風味がしっかりと感じられました。


豆腐が柔らかく、スープはとろみがないタイプなので、麺とは別に食べることになりますが、麻婆は風味が豊かな一方で濃厚さはないので、麺なしでもスープとしていけます。唐辛子だけでなく花椒もきいているので、食べ進めていくと舌や唇が徐々にしびれ、食べ終わる頃には鼻に汗をじわっとかく本格的な辛さでした。


続いて、「バンバンジー涼風麺」を食べてみます。


お皿は「麻婆豆腐麺」よりも大きめ。


これは麺の上にゆでキャベツ・鶏肉・棒棒鶏ソースがのっています。


辛そうな見た目ですが、食べてみたところ甘辛い味付けで、唐辛子の辛さはほとんど感じません。ソースはゴマの風味が濃厚。ソースが主役の一品ですが、鶏肉もしっかり入っているので食べごたえもありました。


次は「豆乳担々涼風麺」。花椒をきかせた胡麻豆乳スープと肉みそを組み合わせた一品です。


豆乳ベースということで、コクがありながらもさっぱりした仕上がりで、花椒の香りがすっと花を抜けていくので清涼感が感じられます。一口目に「辛い!」となる味ではないのですが、じわじわと喉の奥でしびれが持続する感じ。涼風麺2種は2020年9月下旬までの提供なので、これから暑くなってくる中、食欲が減退する時期に最適といえそうです。


最後は「五目チャーハン」


エビ、イカ、チャーシュー、玉子、ネギ、しいたけと6種類の具材の入ったチャーハンは、ご飯がパラパラでありながらしっとりとしていて、「これぞチャーハン」という仕上がり。えびは味と香りがしっかりと感じられプリッとした食感、チャーシューはややねっとりとしているなど、素材の食感も絶妙です。「本格中華」というよりは、冷凍チャーハンなどでよくある「食べ馴染みのある味」で、人を選ばない味付けになっていました。


なお、「misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル」の4品はいずれもイートインのみの提供で、価格は麻婆豆腐麺と五目チャーハンが税込638円、バンバンジー涼風麺と豆乳担々涼風麺が税込583円。五目チャーハンは税込330円のハーフサイズもあります。なお、涼風麺2種は2020年9月まで、麻婆豆腐麺と五目チャーハンは2021年3月中旬までの販売予定となっています。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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