Appleが2020年前半に忘れ物トラッカー「AirTag」やワイヤレス充電マットを発表か
by eleven x
iPhoneのリーク情報でおなじみのアナリストであるミンチー・クオ氏が、2020年前半にAppleがリリースする製品に関するレポートを公開しました。クオ氏はiPhone SE 2・新型iPad Pro・新型MacBookのほか、小型のワイヤレス充電マット・超広帯域無線(UWB)タグ・ハイエンドBluetoothヘッドホンなどが挙げられています。
Kuo expects new Apple products this year: wireless charging mat, AirTag, and high-end headphones - 9to5Mac
https://ww.9to5mac.com/2020/01/29/kuo-forecasts-new-apple-products-coming-this-year-including-wireless-charging-mat-uwb-tags-and-high-end-headphones/#
Appleは2017年9月にiPhone Xを発表した際、最大3台の端末を同時に充電できるワイヤレス充電マットの「AirPower」を発表しました。しかし、最終的にAppleが求める高い技術水準を満たすことができず、AirPowerの製品化は中止されました。
Appleが純正ワイヤレスマット「AirPower」の製品化を中止、高い技術水準を満たすことができず - GIGAZINE
その後、Apple純正のワイヤレス充電マットは登場していないため、AppleはApple Store上でサードパーティ製のワイヤレス充電マットを販売しています。
クオ氏はそのAppleが「小さなQi対応のワイヤレス充電マットを販売する」とだけ言及しており、その詳細については明らかにしていません。Apple関連の情報を取り扱う9to5Macは、クオ氏の言及する「小さなQi対応のワイヤレス充電マット」についての詳細は不明なものの、「おそらくAppleは前回の失敗を繰り返すことはないでしょう」と記しています。
そして、これまでにもウワサされてきたように、AppleはUWBを用いた忘れ物トラッカー「AirTag」も、2020年前半に発表するとクオ氏は指摘しています。AirTagの存在はiOS 13.2の解析から明らかになっており、iPhone 11に搭載されているU1チップを用いればApple製端末の位置は、従来よりもはるかに正確に認識することが既に可能となっています。
Appleが開発中と報じられる忘れ物トラッカーの名称は「AirTag」か? - GIGAZINE
さらに、クオ氏はハイエンドのBluetoothヘッドホンをAppleが計画していると言及しています。ただし、Appleは既にワイヤレスイヤホンのAirPodsで圧倒的な売上を誇っており、Appleの子会社であるBeatsブランドからハイエンドヘッドホンのBeats Solo Proなどが販売されています。なお、Appleのヘッドホンがどのように差別化されるのかは明らかにはなっていません。
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