待望のApple純正ワイヤレス充電マットAirPower＆新型AirPodsが2018年9月に登場予定、ただし6.1インチiPhoneは遅れる模様

バークレイズがAppleの最新製品に関する発売予測を発表しました。これによると、登場がウワサされる専用ケースがワイヤレス充電に対応する新型AirPodsおよび、2017年のApple Special Eventで発表された専用のワイヤレス充電マット「AirPower」は2018年9月に登場するものの、長らく登場がウワサされている新型の6.1インチiPhoneは9月以降の発売となるようです。

Barclays: AirPods wireless charging case arriving next month alongside AirPower, 6.1-inch iPhone landing late | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/08/27/airpods-wireless-charging-airpower-iphone-lcd-late/

バークレイズはApple製のワイヤレス充電マット「AirPower」が2018年9月についにリリースされると予測していますが、これはBloombergやApple関連の予測で有名なアナリストのミンチー・クオ氏、さらにはApple関連メディアの9to5Macがいくつかの情報筋から得た情報と同じ内容だそうです。バークレイズによると、AppleはこのAirPowerと共に専用ケースがワイヤレス充電に対応したAirPodsもリリースする予定とのこと。

AirPowerは2017年9月に開催されたAppleの新製品発表イベントの中で発表されたワイヤレス充電マット。対応端末を1度に3つまで同時に充電できるというもので、発表会で使用されたスライドではiPhone X・Apple Watch・AirPodsが同時に充電されていたため、専用ケースがワイヤレス充電に対応する新型AirPodsが登場することが明らかになっていました。

その後、Appleが2018年7月31日にリリースした「iOS 12 beta 5」の中から専用ケースがワイヤレス充電に対応した新型AirPodsらしき画像が発見されており、登場は間もなくであると予測されていました。

専用ケースがワイヤレス充電に対応する新型AirPodsの画像がiOS 12 beta 5の中から見つかる - GIGAZINE

バークレイズは「2018年、AirPodsは2600万台近くの売上が見込め、引き続き高い需要を生む」と予測しており、これは2019年の上半期から第4四半期にかけての登場が予測されるAirPods 2(仮称)の登場まで続くものとみられています。

また、iPhoneに関しては2018年に登場予定の有機ELディスプレイ搭載のiPhoneはリリースに向けて「軌道に乗っている」としています。しかし、より安価に購入できる液晶ディスプレイ搭載の6.1インチiPhoneについては、生産開始が1カ月ほど遅れると予測しており、9月の登場はないものとしています。ウワサの大画面なのに安価な6.1インチiPhoneがどのような端末になるのかは、以下の記事にその予測情報などがまとめられています。

大画面なのに安価な「6.1インチ液晶iPhone」についてわかっていることまとめ - GIGAZINE

6.1インチiPhoneは3D Touchを非対応とすることで価格面をおさえるのではないかと予測されていますが、バークレイズは2019年に登場するiPhoneでは「すべてのモデルが3D Touch非対応となる」としています。この予測がAppleの次なる計画が確定していないことを指すのか、それとも別の新しい機能が登場することを指すのかは不明ですが、9to5Macは「ホバータッチが置き換えになるのかも？」と記しています。

加えて、バークレイズはスマートスピーカーのHomePodから、2019年にはより手ごろな価格のモデルが登場することになる、とも予測しています。