2019年12月24日 11時00分ソフトウェア

Samsungが謎の人工知能プロジェクト「NEON」をスタート

Samsungの極秘開発部門であるSamsung Technology＆Advanced Research(STAR) Labsが「NEON」という人工知能(AI)プロジェクトを、2020年1月7日から10日まで開催されるコンピューター見本市CES 2020で公開すると発表しました。

NEON
https://www.neon.life/

Samsung Prepares Neon AI For CES Debut | News & Opinion | PCMag.com
https://www.pcmag.com/news/372695/samsung-prepares-neon-ai-for-ces-debut

すでにNEONの公式サイトは公開されていますが、アクセスしても渦巻く色の波とロゴが表示されるだけ。TwitterやInstagramのアカウントも開設されていますが、記事作成時点で投稿されているのはイメージとキャッチフレーズのみで、具体的に何をやるのかはまったくわからない状態です。

आप उनसे मिले हैं, जो 'ARTIFICIAL' हैं?#NEON pic.twitter.com/e9s9UHJhrE
— NEON (@neondotlife)

STAR Labsの戦略責任者であるBo Moon氏は「CES 2020で大きな発表が行われる」ことをTwitterで2019年12月10日にほのめかしていました。

Been working late nights and weekends and totally feeling that start-up life again. Looking forward to unveiling the new company with the team at #CES2020 in January. You won't want to miss this...
— Bo Moon (@bomoon)

STAR Labsの所長であるプラナフ・ミストリーCEOも連日NEONについてあおるようなツイートを投稿。12月20日には、CES 2020でNEONについての詳細を発表すると明らかにしました。

Let the future begin. #NEON @neondotlife @CES 2020. https://t.co/e1sbDE9Tfu
— Pranav Mistry (@pranavmistry)

また、映画「エリザベス」の監督として知られるシェーカル・カプール氏が「Samsungが人の『親友』となり得るような人工知能を準備しています」と言及し、NEONへの関与を示唆。さらに、2019年12月17日には「どれが本物なのかと思ってしまう人工知能です。NEONは人工知能が人工的でなくなる場所です」とツイートしています。

Finally, Artifical Intelligence that will make you wonder which one of you is real. Coming soon from the brilliant mind of @pranavmistry the amazing @neondotlife .. where artificial intelligence ceases to be artificial .. https://t.co/FXHOGc6eqB https://t.co/E8c37ghI4l
— Shekhar Kapur (@shekharkapur)

記事作成時点ではイメージだけで詳細は全く不明なNEONプロジェクトですが、テック系メディアのPCMag.comは「2020年には第5世代移動通信システム(5G)の普及が始まるといわれており、クラウドコンピューティングでより高品質の音声認識も可能になる」と指摘し、NEONは「Samsungが2017年に発表したAIアシスタントのBixbyの後継ではないか」と推測しています。

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2019年12月24日 11時00分00秒 in ソフトウェア, 動画, Posted by log1i_yk

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