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Siriを開発したAI音声アシスタント企業「Viv」をサムスンが買収


iOSデバイスに搭載されている音声アシスタント「Siri」を開発したDag Kittlaus氏らは、複合的な質問に対応可能な音声認識AIの「Viv」を完成させ、2016年5月にはTechCrunch Disruptでデモンストレーションを披露しました。そんなVivをサムスンが買収したことが報じられました。

Samsung rockets into AI fast lane with Viv purchase
http://www.usatoday.com/story/tech/news/2016/10/05/samsung-rockets-into-ai-fast-lane-viv-purchase/91576208/


サムスンによる機械学習バーチャルアシスタントの開発企業・Vivの買収が決定し、今後サムスンはAppleの「Siri」、Amazonの「Alexa」、Microsoftの「Cortana」、Googleの「Google Assistant」に並ぶ独自の音声認識システムを持つことになります。サムスンのJacopo Lenz氏は「Vivは我々のデバイスに適用できる対話型インターフェースをもたらしてくれます」と話しており、どんな製品にVivの技術を搭載するかはまだ決まっていないものの、サムスンのスマートフォンにVivの音声アシスタントが搭載されるのは2017年中の予定。ほかにもスマートTVなどへの採用が計画されています。

IDCによるとサムスンはグローバル・スマートフォン市場においてAppleの11%、Huaweiの9%をはるかに超える22%ものシェアを持っており、Vivはサムスン製品を通じて幅広い展開が可能になります。一方で、TechCrunch Disruptでは複合的な質問に対応可能な次世代音声認識AI「Viv」について「BluetoothやWi-Fiに並ぶアイコンとして認知される」と説明されていましたが、買収後もVivはサムスン傘下の独立起業として運営されるため、世界中の開発者と連携できるオープンプラットフォームとして提供されるようです。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log