「シャイニング」の惨劇を生き延びた少年が雪山の呪われたホテルを再び訪れる「ドクター・スリープ」最終予告編

スティーブン・キングのホラー小説を映画化した「ドクター・スリープ」の最終予告編が公開されました。原作は「シャイニング」の続編で、40年前の惨劇を生き延びて大人に成長したダニーを、「スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス」や「トレインスポッティング」のユアン・マクレガーが演じます。「シャイニング」の続編小説が原作ということで、予告編には1980年のスタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」を踏襲した場面もあります。

映画『ドクター・スリープ』US版メイン予告【HD】2019年11月29日(金)公開 - YouTube


吹雪のコロラド山上でオーバールック・ホテルの扉を開けたのは……

かつて幼少期に、このオーバールック・ホテルで恐ろしい体験をしたダニー・トランス(演：ユアン・マクレガー)でした。

このホテルは「猛吹雪に閉じ込められて孤独にさいなまれ、おかしくなってしまった管理人がオノで家族を惨殺した」といういわくつきの物件で、ダニーの父親であるジャックも悪霊の影響で精神を病み、息子のダニーと妻のウェンディをオノで殺そうとしました。

ダニーが訪れたのは、ジャックがウェンディを追い詰めた部屋。

その扉には、ジャックがオノで扉を壊そうとした跡と、「REDRUM」という文字が残っていました。

40年前に父親が「Here is Johnny！」とささやいた隙間から、ダニーが顔をのぞかせます。

暗く薄汚れた、ホテルの長い廊下。

廊下の奥に突然出現する双子は、40年前にダニーが目撃した双子とそっくり。

ベッドで寝ているダニーの体や腕を、何者かの腕がつかみます。

驚いてベッドから飛び降りるダニー。しかし、ベッドの向こうには誰もいませんでした。

「何から逃げてる？」

「たぶん自分自身から」と答えるダニーは、40年経ってもあの忌まわしいオーバールック・ホテルの記憶にとらわれている様子。

ダニーの見つめる先にある壁に……

「HELLO」というメッセージが映し出されました

ダニーにメッセージを送った少女アブラ(演：カイリー・カラン)は、霊視や未来視ができる「シャイニング」という超能力を持っていました。

そして、40年前のダニーもシャイニングによって、オーバールック・ホテルをうごめく悪霊たちの姿を目にしていました。

映画館から出てきた女の子の後ろに怪しい女性がたたずんでいます。

女性は女の子に声をかけると……

女の子に襲いかかり、少女の口から何かを吸い取ります。

謎の女性ローズ(演：レベッカ・ファーガソン)は、シャイニングを持つ子どもたちからその力を奪い取っている様子。

まるでゾンビが人間に群れ集まるように、少女はあっという間に怪しい集団に取り囲まれてしまいました。

シャイニングをもつダニーやアブラもまた、怪しい集団に狙われているとのこと。

ジャックが40年前に壊そうとしたドアに書かれた「REDRUM」は、「MURDER(殺人)」の鏡文字。ダニーの命の危険を暗示しているのでしょうか……。

白目になってシャイニングを操るアブラ。

スーパーマーケットのショーケースの扉を見ながら、ローズが力を使ってアブラに話しかけます。ローズが頭の後ろに手を回すと……

アブラの背後にも手が出現します。

「頭に入ってこないで！」

突然ショーケースのガラスが爆発し、アブラに語りかけていたローズが吹っ飛びます。

自分やアブラを狙う手がもはやすぐそこにまで迫ってきていることを知ったダニーは、アブラを守る決心をします。

ダニーが事件の謎を追っていく中でたどり着いたのが……

あの忌まわしいオーバールック・ホテルでした。

「後悔しないか？」というダニーの問いに……

「しない」と心強く回答するアブラ。

ホテルの前にある迷路にローズが立っています。この迷路は映画「シャイニング」の最終盤に登場した場所で、ウェンディを追いかけたジャックが迷い込んでいました。

女性が握りしめる鋭い刃物からは血がしたたり落ちています。

エレベーターからあふれ出す大量の血液。

ホテルを訪れたダニーの前に再び現れる双子。

シャイニングを狙う謎の集団とオーバールック・ホテルの悪霊を振り払い、ダニーはアブラを守ることができるのでしょうか。

「ドクター・スリープ」は2019年11月29日(金)に全国ロードショーとなっています。

映画『ドクター・スリープ』公式サイト 11.29 Fri、全国ロードショー
http://wwws.warnerbros.co.jp/doctor-sleep/index.html

タイトル：ドクター・スリープ／DOCTOR SLEEP(原題)
原作：スティーヴン・キング「ドクター・スリープ」(文春文庫刊)
監督＆脚本：マイク・フラナガン(「ジェラルドのゲーム」スティーヴン・キング原作、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」)
キャスト：ユアン・マクレガー(「スター・ウォーズ」シリーズ)、レベッカ・ファーガソン(「ミッション:インポッシブル」シリーズ、「グレイテスト・ショーマン」)、カイリー・カラン
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