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ドイツやアメリカなど世界70カ国で使え海外出発前に設定を済ませておけるプリペイドSIM「AIS SIM2Fly」を使ってみた


ドイツでは2017年7月からプリペイドSIMカードが登録制になり、旅行者が気軽に現地でSIMカードを入手できなくなりました。そこでドイツ旅行で使えるSIMとして、タイのAISのプリペイドSIM「SIM2Fly」を日本国内で入手して出発前に設定を終え、現地で即インターネット通信してみました。

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上記SIMカードは、アクティベーションから15日間で最大4GBまで高速通信使えるデータ専用のもので、4G通信もOK。世界70カ国でローミング対応しており、ドイツはもちろんヨーロッパ各国やアジア、アメリカなどにも対応しています。Amazon.co.jpで購入できるので、日本国内であらかじめ作業をすべて終えておいて、現地空港に到着後すぐにネット接続可能です。

Amazonで購入したSIMカードは紙パックで到着しました。


中にはSIM2Fly本体のみ。


SIM2Flyは通常サイズのSIM、マイクロSIM、ナノSIMの3サイズに対応しており、サイズごとに切れ目が入っています。


現地で作業をする必要がないように、出発前に日本の空港でアクティベーション作業をすることにします。


まずはSIMロックフリーのスマートフォンにSIMカードを挿入。


ネットワーク設定で「SIM」をタップ。


「ローミング」をタップして……


データローミングを有効にします。「OK」をタップ。


すぐにSMSが届きました。


SMSに届いたのは「アクティベーションが完了し利用開始したこと」と「15日間で最大4GB分の高速通信が可能だ」という案内でした。


ドイツのデュッセルドルフ空港に到着後、機内モードを解除するとすぐに4G通信が始まりました。Fast.comで速度チェックすると4.5Mbpsとまずまず快適な通信速度でした。


なお、ドイツではデュッセルドルフ、ドルトムント、ケルンに訪れましたが都市部では快適な通信ができました。高速鉄道に乗車中に電波を失うことはありましたが、基本的には安定した通信が可能でした。さらに、ドイツからアメリカ・ボストンに向かいましたが、特別な設定不要でアメリカ国内でも4Gによる高速通信は可能でした。

SIM2Flyはタイのモバイルキャリアの発行するプリペイドSIMカードですが、ローミングによってドイツやアメリカで十分使えました。設定もローミングをONにするだけというお手軽仕様で、対応国間の移動であれば特別な操作なしで通信できるので、ヨーロッパやアジアを周遊する場合でも非常に便利そうなプリペイドSIMカードとなっていました。


世界70カ国対応の15日間で最大4GBのデータ通信が可能なSIM2Flyは、記事作成時点でAmazon.co.jpで3350円(税込・送料無料)で販売中です。

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in レビュー,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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