動画

昆虫を使い世にも美しいカクテルを作り出すバーが存在する


「アリの中にはライムやレモンのような酸味が感じられるものが存在する」「バッタにはみそのようなフレーバーがありカクテルに香ばしさが加わる」など、驚きの発言をするVijay Mudaliarさんが営むカクテルバー「Native Cocktail Bar」はシンガポールに存在します。文字通り自分の足で歩き回って食材を見つけるというMudaliarさんのこだわりが、美しいカクテルの数々とともにYouTubeで公開中です。

Garnishing Cocktails With Edible Insects - YouTube


「私たちはカクテルに使える材料の範囲を広げようとしているんです」と語る声と共に映し出された乳牛。


牛乳はわかるのですが……


羽虫や……


バッタなど、なかなか一般的なバーでは見ない材料も試されているようです。


実際に作り出されたカクテルはこんな感じで、見た目はとても華やか。


一見すると、どれも奇抜な材料が使われているようには見えません。


キムチやサーモンロールですらカクテルの材料になるとのこと。


カクテル作りのルールは「自分たち独自の方法でやる」ということだそうです。


画像の男性がバー「NATIVE」の共同オーナーの1人であるVijay Mudaliarさん。


NATIVEはシンガポールにあるカクテルバー。ロゴの下に……


お店があります。


バーを経営して2年目だというMudaliarさんは、当初、輸入の珍しい食材に興味を持っていたのですが……


シンガポールの自然環境は独特であるとのことで、近年はシンガポール国内を歩き回って食材を探しています。


木の実を拾うMudaliarさん。


都会で食材探しをすることもあれば、森に入ることもあるそうです。


また海草や貝類を求めて海岸線を歩き回ることも。


珍しい食材を使うことでユニークな味が作れるとMudaliarさんは語ります。木の枝からつまんだのはアリ。


アリを舌に押しつけます。アリの中にはギ酸を含んでいるものが存在し、かむとライムやレモンのような酸味が感じられるそうです。


何やらマシンを触っているMudaliarさん。


「バッタの場合はみそやベジマイト、大豆のようなフレーバーがある」とのことなので、バッタの何かなのかも。


バッタはカクテルに香ばしさを加えるとのことです。


Mudaliarさんは1つのカクテル作りに6カ月ほど費やすそうです。


カクテル作りは環境、文化、場所、慣習などを元にアイデアを練ることから始まります。


例えば「プラナカン・カクテル」というお酒はプラナカンの文化をもとに、「クエイサラダ」というデザートからインスパイアされたといいます。


現地のオーガニック農家から仕入れたパンダンリーフやベトナムコリアンダーを使うとのこと。


攪拌したジャックフルーツにヤギの牛乳をまぜると……


ジャックフルーツの酵素でヤギの牛乳が凝固するので、布などでこすとクリアなカクテルが得られるそうです。


そして、文化の中で何百年も使われてきた材料を、グラスの中で融合させます。


完成したカクテルがコレ。


この他にも、Mudaliarさんは美しいカクテルを数多く作り出しています。


自分で探し出したさまざまな材料を1つに融合させることを通して、自分が暮らす環境についてより理解を深めることができ……


自分たちの文化の「忘れ去られた食材」を再発掘できることも好きだとMudaliarさんは語りました。


「歩き回って食材を見つけ出す」ということが今後数年で「目新しいもの」ではなくなることをMudaliarさんは願っているとのこと。「人は自分自身の居場所を体験したいものだと思いますし、旅の際には『自分』という感覚や『自分の居場所』を感じたがるものだと思うんです」とMudaliarさんは語りました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ただの水に味・香り・色を加えてバーチャル・カクテルに変えるグラス型デバイス「Vocktail」 - GIGAZINE

レモネードやカクテルを作れてインテリアにもなる丸窓デザインの容器「Porthole」を使ってみました - GIGAZINE

気泡が少ない透明な丸氷が作れて中に物も入れられる「氷さく」で実際に氷を作ってみました - GIGAZINE

氷がゆっくり溶けるオシャレなウイスキーグラスが作成可能な「Whiskey Wedge」 - GIGAZINE

年に1度しか作れないという究極の「日本酒の金平糖」を食べてみた - GIGAZINE

in 生き物,   動画,   アート,   , Posted by logq_fa

You can read the machine translated English article here.