レモネードやカクテルを作れてインテリアにもなる丸窓デザインの容器「Porthole」を使ってみました
レモネードやサングリア、ガーリックオイルなど、液体に食べ物を浸して風味を移したい時には材料を瓶詰めにしますが、ただ単に瓶詰めするのではなく丸窓のようなデザインによりインテリアとしても耐えうるのが「Porthole」です。これまでになかったデザインで、実用と美しさを兼ねているアイテムになっているとのことなので、実際に使ってみました。
Crucial Detail - Porthole
http://www.crucialdetail.com/work/porthole.html#
ダンボール箱に入って到着。
パッケージはモノクロームでシックなデザインです。
中に入っていたのはPorthole本体が入った箱と4つのカクテル・レシピ、グラス2個。
箱の中に入っていた箱をさらに開けるとPorthole本体と取扱説明書、ネジとキャップ、ねじ回しが入っていました。
取扱説明書は英語で書かれていますが、全てのプロセスが図示してあるので分かりやすくなっています。
ということで早速本体を組み立てていきます。まずはネジとネジ回しを使って側面の丸いガラスにセンターポストを固定します。
平らなテーブルにガラスを置き、フレームを上に乗せます。この時ステンレスの部分をテーブルの端から出して置くなどして外枠を平行にしておかないと、ガラスがフレームから外れて液体が漏れる原因となるので注意。
フルーツ・スパイス・お酒など、Portholeに入れる材料を用意します。
フルーツは大きすぎるとセンターポストが邪魔をしてうまく入らなくなるので、ちょうどいい大きさにカット。
オレンジ・レモン・ライムを輪切りにしたものを並べていきます。
シナモン・ローズマリーをプラスして準備は完了。
反対側の枠にガラスをはめます。
しっかりネジを締めて固定。
柑橘系のフルーツとスパイスを詰めたPortholeにはブランデーを入れていきます。
ゆっくりと注いでいくと……
完成。
中の液体がこぼれないよう、しっかりと栓をします。
Portholeは2つ購入したので、もう一つのPortholeにはレモン・リンゴ・グレープフルーツ・アプリコット・食用花を入れてみました。
食用花のように軽いものは上に浮かんできてしまうようですが、ある程度密集させるといずれの材料も位置を固定することができました。
なお、ガラスをネジで固定する際にパッキンの部分に材料が挟まっていたり、あるいは材料を詰めすぎたりすると液漏れして大惨事になる恐れがあるので注意してください。
見た目にも美しいので、窓辺に並べるとインテリアとしておしゃれな空間を演出できそうです。
しっかりフルーツやスパイスの味を液体につけたい時は冷蔵庫に入れて1日置きます。
そして1日後、取り出したPortholeがこちら。
付属のグラス2つを使って試飲してみます。
栓を外し……
ブランデーをグラスに注ぎます。
シナモンやローズマリーの香りとフルーツの風味がしっかりついたお酒が完成。見た目に美しいだけでなく、ちゃんと用途も果たしてくれました。
さらに、白ワイン&フルーツの液体も注いでいきます。
みっしりとフルーツやハーブを敷き詰めるので果汁の甘みがいい感じにプラスされています。サイダーやお水とプラスしたものを入れると手製のジュースも作れそうで、夏の涼しげな飲み物としてぴったりです。
価格は99ドル(約1万円)。上記のPortholeはKickstarter上での出資によってゲットできたもので、現在は予約販売中。出荷は2013年9月の予定となっています。
なお、編集部の顧問弁護士に確認したところ「消費者が自ら消費の直前に混和する場合や、直前の混和でなくても、一定の要件を満たした場合の自らの消費のための混和は許されますが、そうでない場合は酒税法に触れることになりますので注意してください」とのことです。
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