「マクドナルドは肉なしのハンバーガーに注目している」と幹部の発言から明らかに


肉汁したたるにも関わらず植物性タンパク質100%という「Impossible Foods」が世界的に大きな注目を浴びています。植物性タンパク質の需要は大きくなりつつあり、マクドナルドもこのトレンドを見逃していないことが幹部の発言から明らかになりました。

McDonald’s Exec: “We’re Keeping Our Eye” on Meatless Burgers
https://futurism.com/mcdonalds-exec-meatless-burgers


McDonald’s and Instacart Executives Talk Competition, French Fries | Fortune
http://fortune.com/2018/12/12/mcdonalds-instacart-mpw-french-fries/

マクドナルドのシニア・バイス・プレジデントであるLucy Brady氏は、アメリカ・カリフォルニア州のラグナニゲルで行われた次世代の最もパワフルな女性のサミットで、「植物ベースのタンパク質に注意を向けている」ことを明らかにしました。100%植物原料なのに焼くと肉汁がしたたり味も匂いも肉そのものな「Impossible Foods」がアメリカで注目を浴びており、ベジタリアン向けのハンバーガーは近年大きなトレンドとなっています。


肉なしのハンバーガーに着目したファストフードチェーンはマクドナルドが初めてのことではなく、バーガーキングや……


デニーズにも、既に登場しています。


ベジタリアン向けのハンバーガーだけではなく、Brady氏は、マクドナルドがユーザーからのフィードバックを分析することで顧客の期待に応えようとしていると発言。目下のライバルは食料品の買い物を自分のかわりにやってくれる食品デリバリーサービスのInstacart(インスタカート)とのことで、「Instacartが使われる度にビッグマックの売上が1つ減る」とも述べています。

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in , Posted by darkhorse_log

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