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トヨタとUberが自動運転車技術で協業を拡大、トヨタは500億円以上を出資へ

by Jason Lawrence

トヨタ自動車が配車サービスで知られるUber Technologiesに対して、5億ドル(約550億円)の出資を行うことを発表しました。両社は2015年から協業を進めていますが、自動運転技術を活用したライドシェアサービスの開発促進と市場への投入のため、さらに協業を拡大していくとのこと。

トヨタ自動車とUber社、自動運転車に関する技術での協業を拡大 | CORPORATE | トヨタグローバルニュースルーム
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/24330859.html


Uber and Toyota Team Up on Self-Driving Cars | Uber Newsroom US
https://www.uber.com/newsroom/uber-toyota-team-self-driving-cars/


発表によれば、トヨタのミニバン「シエナ」にUberの自動運転キットとトヨタのガーディアン(高度安全運転支援)システムを搭載して、自動運転モビリティサービス「Autono-MaaS」専用車両化し、2021年にUberのライドシェアネットワークに導入する予定だとのこと。


トヨタリサーチインスティテュートのCEO、ギル・プラット氏は「Uber社の自動運転キットとトヨタのガーディアンシステムの双方が、二重に周辺状況をリアルタイムで監視することで、車両の総合的な安全性を高めます。両社の自動運転技術の開発と導入を加速させる今回の協業に期待しています」と語っています。

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in 乗り物, Posted by logc_nt

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