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Waymo(元Google)のCEOが「運転手ナシの自動運転カーサービスが間もなく登場」と発言


Googleと同じくAlphabet傘下にある自動運転開発企業Waymoのジョン・クラシクCEOが、今後2カ月以内に世界初の商用自動運転カーサービスを開始させる予定であることを発表しました。Alphabetのルース・ポラットCFOは、2018年10月に「WaymoがEarly Riderプログラムを通して第3四半期に価格モデルをテストし始めた」「商業化に向けた初期段階に入った」と語っていましたが、これが正式に発表された形となります。

Waymo CEO says driverless car service coming soon - MarketWatch
https://www.marketwatch.com/story/waymo-ceo-says-driverless-car-service-coming-soon-2018-11-13

ウォール・ストリート・ジャーナルが開催しているThe Wall Street Journal D.Liveの中で、WaymoのクラシクCEOが世界初の商用自動運転カーサービスを開始させる予定であることを発表しました。このサービスは「ウォルマートのような店舗への往復のために有料シャトルバスを普段から利用している個々のユーザー」に大きな変革をもたらすとのことです。

Waymoによる自動運転カーサービスは、初めはアメリカのフェニックス地区で利用できるようになり、スタートから数カ月でさらに多くのユーザーが利用できるようにサービスを拡大していく予定。なお、Waymoは2018年に自動運転カーサービスの計画を発表し、フィアット・クライスラー・オートモービルズタタ・モーターズジャガーランドローバーといった自動車メーカーから、数年間で数千台の車両を購入する契約を結んだことも発表しています。

Googleからスタートした自動運転カープロジェクトですが、Waymoはこれまで自動運転技術の開発のために膨大な時間を費やし、数百万マイルもの距離を自動運転カーに走行させてきました。2017年、Waymoはアリゾナ州チャンドラーで一般ユーザーに自動運転カーの精度を確かめてもらうための「Early Rider」プログラムをスタートし、潜在的顧客がサービスをどのように使用するかも試しました。

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クラシクCEOによると新しくスタートさせる自動運転カーサービスの最初の顧客は、ウォルマート、Avis Budget Group、AutoNationといった「顧客を店舗まで送迎する企業」となるとのこと。

他のハイテク企業や自動車メーカーも同様の技術を開発し、無人のロボットタクシーサービスの展開を計画しています。Waymoと同じく自動運転カー技術の開発を進めているゼネラル・モーターズは、サンフランシスコで自動運転カーのテストを実施しており、2019年にもサービスを開始する予定だといわれています。


アメリカの規制当局は、自動運転カー技術の安全性を確保するため、急速に発展する技術を監督するための努力を続けています。しかし、2018年にはUberが試験中の自動運転カーが死亡事故を起こしており、自動運転カーは今後発展させても大丈夫な技術かどうかについて、新たな疑問を投げかけています。

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なお、Waymoは自動運転トラックのテストをアメリカ・アトランタで進めていますが、クラシクCEOはその商業トラック輸送事業の進展も強調しており、「今後2年間で、Waymoは世界に重要な貢献ができると期待できます」と語っています。

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in 乗り物, Posted by logu_ii

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