4人の女性が亡くした夫の遺志を継いで強盗を計画する新作スリラー「Widows」の予告編ムービーが公開中
1983年のイギリスのドラマを映画化した「Widows」の予告編が公開されました。「SHAME -シェイム-」「それでも夜は明ける」のスティーヴ・マックイーン監督と「ゴーン・ガール」の原作・脚本を務めたギリアン・フリンがタッグを組んた新作スリラーで、出演はヴィオラ・デイヴィス、エリザベス・デビッキ、ミシェル・ロドリゲス、シンシア・エリヴォ、リーアム・ニーソン、コリン・ファレルなどです。
Widows | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX - YouTube
妻のヴェロニカ(演:ヴィオラ・デイヴィス)を抱きしめる夫のハリー(演:リーアム・ニーソン)
ハリーは、ある男からの依頼で200万ドル(約2億2000万円)を強奪しましたが……
計画途中で警察に発見されてしまいます。
逃亡車両のフロントガラスには銃弾が打ち込まれた痕。
金を持って必死に逃げますが……
警察に包囲されていました。
警察は建物に向けて激しい銃撃を開始します。
何かに引火したようで、逃亡車両は大爆発。
ハリーを含めた強盗犯は全員死亡。悲しみに暮れるヴェロニカは大声で泣き叫びます。
ハリーの葬儀の場で……
いかにも悪そうな男がヴェロニカを待ち受けています。
ヴェロニカの夫に強盗を依頼したのはこの男の模様。
「お願い、助けが必要なの」
ヴェロニカの懇願に対して「何もできそうにないよ」と断る政治家のジャック・マリガン(演:コリン・ファレル)
ハリーと共に強盗を働いて命を落とした強盗犯たちの妻が一堂に会します。
「私たちの夫はもう戻ってこない」
「でも、私の夫は次の仕事の計画を私に遺してくれたわ」
ヴェロニカが広げるのは何かの建物の地図のコピー。
同じ境遇のアリス(演:エリザベス・デビッキ)は「どうもあなたのことを信頼なんてできない」と不信感を示しますが、4人は力を合わせて夫がやり残した強盗を完遂することを決意します。
4人の妻は外に出て鍛えたり……
子どもの面倒を見ながらPCで改めて計画を練り直します。
「これは銃の代金よ」といって、ヴェロニカはアリスに大金を手渡します。
「銃なんてどこで買うのよ?」
ガンショップで拳銃を手に取るアリス
「なんとかなるわよ」というヴェロニカの言葉通り、射撃場で一丁前に拳銃を構えるアリスの姿。
リンダ(演:ミシェル・ロドリゲス)は「たとえこの強盗が全部過ちだったとしても、私がただ何もせずにいたのではなく、何か行動を起こそうとしたということは子どもにもわかってほしい」とつぶやきながら、教会で子どもたちと一緒にひざまずいて祈ります。
爆発する工場
追いかけてくるパトカーは激しい炎に包まれながら横転
ハンドルを握るヴェロニカの顔もひきつっています。
「なぜ夫の遺志を受け継いで強盗をする必要があるの?」と聞かれて「誰も私たちに強盗をする肝っ玉があるとは考えないからよ」とヴェロニカは答えます。
「Widows」は2018年11月6日からイギリスで、11月16日からアメリカで公開されますが、日本での公開は未定です。
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