問題作を次々に生み出し観客を挑発する映画監督ギャスパー・ノエ新作「Climax」予告編公開
ダンスのリハーサルのために集まった20人の男女が、何者かがLSDを盛ったサングリアを飲んでしまい、ドラッグの力にあらがうことができずにサイケデリックな世界に突入してしまう……という映画「Climax」の予告編が公開されました。楽園のような気分になるダンサーもいれば地獄に落とされる人もおり、それぞれのトリップ体験で、見ている人もめまいを起こしてしまいそうな映像となっています。監督は「アレックス」で約9分にわたるレイプシーンを描きカンヌ映画祭では途中退場者が続出したというギャスパー・ノエ氏です。
Climax | Official Trailer HD | A24 - YouTube
「もしダンスができなかった何をしていた?」と尋ねられ「うーん、自殺かな」と答える女性。
「ダンスはあなたにとってどういうもの?」と尋ねられ、「全てです」
舞台は90年代。このようなダンサーがリハーサルのため3日間の合宿を行います。
激しく繰り広げられるダンス。
そして1人の男性は「ダンスのためなら何でもするか?」と尋ねられることに……。
合宿の最終日、リハーサルを終えて談笑するダンサーたち。
飲んでいるのは……
ボウルに入っている大量のサングリア。
明るい雰囲気が徐々に変化していきます。
暗い様子で暗がりに入っていく女性。
「秘密を守れる?」
そして、女性の泣き声が響く赤い部屋に向かっていくと……
世界はさかさまに。
異様な雰囲気の中20人のダンサーたちが踊り狂います。
笑い転げる人もいれば……
至近距離で絶叫する人も。
トリップした20人は踊って踊って踊りまくります。
一方で、バッドトリップを経験して地獄を見る人が乱闘を起こすことも。
体に火が付いた状態で走り回る女性。
絡み合う2人の女性。
髪を引きちぎる男性。
号泣。
ナイフを持ち出し……
なぜか閉じ込められてしまう人も。
「あなたを殺さないものは、あなたを強くする」
そして遠くで絶叫が響くなか、不安定な足取りで光のさす方向に向かうダンサー。
なお、映画は2018年9月19日にフランスで公開される予定で、日本での公開日は記事作成時点で未定です。
・関連記事
「エンター・ザ・ボイド」オープニング映像は軽く目眩を起こしそうなほどスゴイ - GIGAZINE
映画の中で「ハイになる」シーンはどのように描かれてきたのか? - GIGAZINE
Appleのジョブズも使っていた「LSDの安全性」が3分でわかる「LSD in 3 Minutes」 - GIGAZINE
ジョン・レノンが初めて幻覚剤LSDをキメてトリップした様子を語るインタビュー音声がアニメ映像化される - GIGAZINE
LSDを使うとき脳はどんな状態になっているのか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in 動画, 映画, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article Film director Gusper-Noe's new work ….