冷蔵庫の中身をスマホ監視可能でAmazon AlexaやIFTTTとも連携できるカメラ「FridgeCam」

冷蔵庫の中に入っているものを正しく把握できていないと、使い切る前の食材を腐らせてしまったり、反対に食材を切らしてしまっていることを忘れてしまうことがあります。そんな時、イギリスのスタートアップ「smarter」が開発した「FridgeCam」を使うと、冷蔵庫の中身を独自のトラッキング機能で自動認識し、スマートフォンで内容の様子を閲覧できます。また、Amazon AlxeやIFTTTと連携して冷蔵庫の内容物を把握することも可能です。
FridgeCam - Live - The connected kitchen - a new way to start your day - Smarter
https://smarter.am/fridgecam/
FridgeCamが実際にどんな感じのアイテムなのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。
Smarter FridgeCam Object Recognition - YouTube

Smarterの社員であるスティーブン・メイ氏が手にしているのは、オレンジジュースとヨーグルト。

冷蔵庫を開けると、扉の内側にFridgeCamが張り付いています。

オレンジジュースとヨーグルトを冷蔵庫の中に入れます。

FridgeCamと連携したスマートフォンアプリを起動。冷蔵庫の中の様子を見ることができます。冷蔵庫の扉が閉まってしばらくすると……

同期が始まって、冷蔵庫の中の様子が更新されます。スマートフォンでいつでも冷蔵庫の中身を確認できるので、買い物に出た先のスーパーで「あの食材はまだあったっけ?」と思った時にすぐ確認できるというわけです。

さらに、FridgeCamの自動認識機能によって、何が冷蔵庫の中に加えられたのかを判別することができます。

品物が自動で識別されることで、冷蔵庫の中にある物をスマートフォンでタップすると商品情報を見ることができます。例えば、先ほど追加したばかりのオレンジジュースをタップすると……

「トロピカーナ オレンジジュース」と、写真と共に商品名が表示されました。

また、Amazon AlexaやIFTTTとの連携も可能で、実際にAmazon Echoに話しかけて冷蔵庫の中身を教えてもらう様子を以下のムービーで見ることができます。
Smarter FridgeCam Alexa Ask FridgeCam What’s in my Fridge? - YouTube

Smarterによると、イギリスだけで毎年700万トンの食べ物・飲み物が家庭からゴミとして排出されていて、その半分以上はまだ食べられるのに捨てられているという状況だとのこと。Smarterは、食品廃棄物を最大で50%削減し、その費用を削減するためにFridgeCamを開発したそうです。
SmarterのFridgeCamはSmarterの公式ストアで、1台149.99ポンド(約2万1600円)で販売されていますが、イギリス国外への発送は言及されておらず、サポート外となっている模様です。
Smarter FridgeCam
https://store.smarter.am/collections/frontpage/products/fridgecam

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in ハードウェア, 動画, 食, Posted by log1i_yk
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