ポケモンの初代御三家が登場するファンによる自主制作の短編手描きアニメが登場
自主製作の手描きアニメーションを多く公開している2DアニメーターのKarkosさんがゲーム「ポケットモンスター」を題材とした、自主制作の短編ムービーを公開しています。わずか2分弱のアニメですが、全編の作画と音楽はKarkosさん1人によるもので、製作にはかなりの時間を費やしたとのこと。現地時間2018年6月9日にTwitterで公開されてから4日弱で約10万リツイートされ、27万件以上のいいね!を集める、話題作となっています。
Finally! Here's the finished project I've been working on for a loooong time. It was really hard at some moments and I experimented a lot of new things with it, but I'm really proud of the final result.
— Karkos (@KarmaAnimation) 2018年6月9日
Hope you like it! pic.twitter.com/HAOKTaLCkU
同作はYouTubeでも配信されています。
(65) Don't leave your Pokemon alone - YouTube
原っぱでモンスターボールから飛び出したフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ。1996年に発売された「ポケットモンスター 赤・緑」をはじめとする作品でいずれか1匹を最初のパートナーとして選ぶことになる、別名「カントー御三家」です。
フシギダネのつるのムチが気になるヒトカゲ
フシギダネが逃げ回るうちに、つるのムチがうっかりゼニガメの頭にヒット。
びっくりしたゼニガメは手足を引っ込めるも、カメールに進化して、みずでっぽうを発射します。
みずでっぽうを浴びてしまい、水を吐くヒトカゲ。その尻尾にともっていた火が消えてしまい、ぐったりと倒れ込んでしまいます。
しかし、尻尾に再び火がともり……
ヒトカゲの背中から翼がにょきにょきと生えてきます。
ぐんぐん体が大きくなり、角も生えて……
鋭くなった目がぎらっと輝きます。
ヒトカゲは本来リザードに進化しますが、一段階飛ばしてあっという間にリザードンに進化。「ほのおのうず」がリザードンを囲みます。
しかしすぐにきょとんとした表情を見せるリザードン。
当のカメールは、今度はフシギダネにまるでおしっこをひっかけるように水をかけていました。
水をたっぷり浴びたフシギダネの体が突然ふわりと浮かびます。
フシギダネの背中にあるつぼみが開き、見事に開花。
フシギダネもヒトカゲのように眼光が鋭くなり、フシギバナにまで一気に進化するのかと思いきや……
花と葉が大きくなっただけで、本体はフシギダネのままでした。
風にあおられ、巨大な花を支えきれないフシギダネはひっくり返ってしまいました。カメールは倒れた花の下敷きになってしまいます。
スタッフロールでは包帯を巻いて入院しているカメールの恨めしそうな表情と、フシギダネとリザードンのなんともバツの悪そうな表情が描かれていました。
リザードンは急に体が大きくなってしまったため、ヒトカゲ時代の服が着られなくなってしまった模様。
フシギダネの巨大な花の上にはポッポが巣を作ってしまっていました。
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