大人になってから友だちを作って孤独に別れを告げるための6つのヒント


若い頃は多くの人と積極的に交流し、たくさんの友人関係を築きますが、大人になると就職・結婚・引っ越し・家族などによって生活スタイルが大きく変化し、仲の良かった友人ともなかなか会えないことも多くなります。しかし、大人になって新しく友人を作るのは難しく、関係構築の失敗を恐れてしまいがち。The Guardianでは、大人になってから友人を作るための6つのヒントが臨床心理学者によって紹介されています。

Loneliness isn't inevitable – a guide to making new friends as an adult | Life and style | The Guardian
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2018/apr/30/how-to-make-new-friends-adult-lonely-leap-of-faith


経済協力開発機構(OECD)が先進国21カ国を対象に行った調査によると、日本人のおよそ14~17%が自分の交友関係について「友人や同僚など、他の人たちとほとんど時間を過ごさない」と答えているのこと。日本の割合は21カ国平均の3倍近く、トップクラスの数値となっています。

(PDFファイル)Social isolation - 37964677.pdf


カンザス大学の研究では、「知り合い」から「友人」にまで関係を発展させるためにはおよそ50時間を必要とし、親友になるためには200時間以上の時間を一緒に過ごす必要があると報告されています。大人になって就職したり、結婚して家庭を持ったりすると、若い頃ほど他人との付き合いに時間がかけられなくなるため、孤独を覚えて友人が欲しいと思ってもなかなか難しいものがあります。

臨床心理学者のリンダ・ブレアさんは「友人関係とは玉ねぎのようなものです。何層も重なっているたまねぎの皮をめくっていくと中身が現れるように、友人との関係も段階を踏んで進めていくことで親友の関係になっていきます。人は長い人生の中で2~3人としか特別な関係を築けません」と語ります。


しかし、ブレアさんは「親友と呼べるような深い関係を築くことができなくても、さまざまな趣味を通じて多くの友人関係を築くことは人を前向きにします」と主張しており、大人になっても新しく友人を作るためにも以下の6つのヒントを挙げています。

1.自信をつける
友人を探すために外へ出る前に自分自身を好きになることが、良好な関係をつくるための重要なステップです。「自分自身の好きなポイントについて考えてみましょう。自分自身に自信を持てた時、人は輝き出します」とブレアさんは話しています。

2.情熱を感じるものを見つける
もし外国語が好きだったら、外国語のレッスンを受けるべきですし、自然を愛するのであれば外に出てボランティア活動を行うのもいいでしょう。そうすることで友人との出会いを見つけることができます。ブレアさんは「自分が本当に好きなもののためにサークルやクラスに参加することが、友情を見つけるための第一歩となる」と主張しています。


3.勇気を出して自分をさらけ出してみる
ブレアさんは「何事も挑戦である」といいます。1歩踏み出さなければ、友人を作ることはできません。誰かと会って、その人と気が合わなかったからといって何かを失うわけではありません。

4.中立的な場所で会う
第一ステップをクリアして、友人関係を作るために別の場所で会う段階になったら、自分や相手の家ではなく、お互いに関係のない場所を選びましょう。中立的な場所を選ぶことでプレッシャーは軽減されますし、お互いに注目する時間も増えます。

5.質問をする
もし相手から好かれたいと思うのであれば、相手のことを尋ねて、相手の答えは真剣に聞きましょう。良き聞き手は昨今珍しいものです。相手の話に対して誠実に向き合うことは友人になるための最善策となります。


6.あまり期待をしない
1人の相手に多くの期待をしてしまうと考えるのはよくある間違いです。さまざまな理由でいろいろな人と友情を築くためには、より現実的に物事を捉える必要があるとブレアさんは説いています。

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in メモ, Posted by log1i_yk