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AppleのSiri関連雇用が過去最高に、Siriのアップグレードが目的か


2018年2月9日にアメリカ・イギリス・オーストラリアという一部の地域でのみ発売となったAppleのスマートスピーカー「HomePod」。そんなHomePodの核となるのが音声認識アシスタントの「Siri」で、話しかけるだけで音楽の再生から、ニュースを読み上げてもらったり、交通情報を教えてもらったり、天気を教えてもらったり、タスク管理を行ったり、予定をリマインダー登録してもらったりとさまざまなアクションが行えるようになっています。そんなSiriの機能を拡張するためか、AppleはSiriの開発に関連する職種を多く雇用していることが明らかになっています。

Apple is hiring hundreds of engineers to make Siri smarter | Thinknum Media
https://media.thinknum.com/articles/apple-is-now-hiring-hundreds-of-siri-focused-positions/


Report: Apple ramping up Siri improvement efforts as hiring hits new all-time high | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/03/31/apple-hiring-for-siri-spike/

Thinknum Mediaが追跡調査したAppleの雇用情報によると、「Siri」という言葉を含むオープンポジションの数は過去数週間において月24%増のペースで急増しています。Appleが2018年3月に雇った「Siri」という言葉を含むオープンポジションの数は161人です。

以下のグラフは2016年から2018年3月までの「Siri」という言葉を含むオープンポジションの雇用数をグラフ化したもの。2018年2月中頃から求職者の採用が加速しているのがよくわかります。


Appleが雇用したオープンポジションの大多数は新本社のあるサンタ・クララ・バレーで、職種別に見るとソフトウェアエンジニアとして雇用された人材が154人、デザイン関連で雇用されたのが1人、プロダクトマネジメント関連が3人、情報システム関連が3人となっています。

ソフトウェアエンジニアとして雇用された人の仕事の内容は、おおまかに分けると5種類が記されているとのこと。「Siri iOSエンジニア」と記されたものから、より専門的なスキルが求められるであろう「インフラストラクチャエンジニア」「機械学習エンジニア」「自然言語処理エンジニア」といったものまであるそうです。

by Helloquence

AppleのSiriは近年力を伸ばしているGoogleの「Googleアシスタント」やAmazonの「Alexa」、Microsoftの「Cortana」といった音声認識アシスタントに後れを取っていることは明らかです。HomePodの登場時にはスピーカーとしての性能の高さを称賛されながら、肝心の頭脳部分となるSiriが「スマートさに欠ける」として批判されていました。

Appleの雇用情報から多くのことを把握することは困難ですが、AppleがSiri開発のために多くのエンジニアを雇用していることは明らかであり、より賢く進化してライバルを猛追することが期待されます。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii