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Netflixがオリジナルコンテンツ拡充のためさらに1200億円を投入へ

by 401(K) 2012

動画配信サービスのNetflix(ネットフリックス)はどんどんとオリジナルコンテンツを生みだし、市場に攻勢をかけていますが、この4月にもさらに10億ユーロ(約1200億円)をアメリカ以外から集めて、作品制作に充てる計画であることが明らかになっています。

Netflix Announces Proposed €1 Billion Offering of Senior Notes
(PDFファイル)http://files.shareholder.com/downloads/NFLX/4081406617x0x938588/6E5E8233-2B82-4839-A080-8F40F30DD9AA/April_2017_Launch_Press_Release_Final_.pdf


Netflix slaps additional $1 billion on the price tag of producing more original content | Ars Technica
https://arstechnica.com/gaming/2017/04/netflix-to-borrow-additional-1-billion-to-produce-more-original-movies-and-shows/

Netflixは配信しているコンテンツのうち半数をオリジナルコンテンツにするという長期目標を立てています。


そのため、オリジナルコンテンツ製作にお金をつぎ込んでいて、2016年9月時点でその長期負債は23億7000ドル(当時のレートで約2470億円)にも上ります。この額は2016年10月、さらに10億ドル(約1040億円)を借り入れたことでさらに膨らみました。

今後配信が予定されているオリジナル作品は一部だけでもこんな感じ。

Netflixオリジナル|Netflixメディアセンター
https://media.netflix.com/ja/only-on-netflix


2017年にはオリジナルシリーズ20作品、映画30作品を含む1000時間分以上のコンテンツを追加予定で、今回調達する10億ドルはこうしたコンテンツの製作費用に充てられるとみられます。

日本発のコンテンツとしては又吉直樹の小説「火花」のドラマ化が行われています。

芥川賞を受賞した又吉直樹の小説「火花」をNetflixが映像化・独占配信 - GIGAZINE


また、明石家さんま企画・プロデュースによる「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」が2017年7月から配信される予定。

明石家さんま&ジミー大西の実話を描くドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」予告編公開


さらに、初めて「デビルマン」を漫画版のラストまで描くという新作アニメ「DEVILMAN crybaby」の2018年配信も決まっています。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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