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「GoPro HERO5」のリーク情報が続々登場、音声コントロールやクラウドサービス「GoPro Plus」の存在も明らかに


現行ハイエンドモデルの「GoPro HERO 4」が2014年9月に登場してから2年が経とうとしている中、次のフラッグシップ機となる「GoPro HERO 5」のリーク情報が本格的に登場し始めています。それらによるとGoPro HERO 5はボイスコマンドによるタグ付け機能や、クラウドサービスなどが新たに登場することが浮き彫りになってきています。

Image and specs of the new GoPro Hero 5 Black! - mirrorlessrumors
http://www.mirrorlessrumors.com/image-specs-new-gopro-hero-5-black/

Leaked images may have revealed touchscreen-equipped GoPro Hero 5
http://mashable.com/2016/08/19/gopro-hero-5-leaked-images-specs/

GoPro HERO 5と思われる、リークされた画像がこれ。日本のブログ・Nokishitaで公開されたもので、「PVT3 (Production Validation Test 3:生産検証テスト3)」という文字が書かれていることから、すでに量産開始に向けた最終段階に入っているものと見られています。見た目の大きな特長は、背面に大きなディスプレイが搭載されている点と、かつては前面にあった電源ボタンがなくなっているところ。


本体サイズを示す図によると幅62×高さ44.6×奥行き32.7mmとなっており、GoPro HERO 4の59×40.5×30に比べて一回り大型している様子。そのため、このままのサイズで発売されると従来のハウジングなどは使えない公算が大。


同サイトでは主な仕様も公開されていた模様。重量はバッテリー込みで118グラム、バッテリーなしで90グラムとなっており、HERO 4よりも重くなるものとみられます。また、USB端子がUSB Type-Cに変更されている点も、従来型からの大きな変化になりそうです。


また、Redditでも情報がリークされ始めています。CenturyEditorというユーザーが投稿した内容だと、GoPro HERO 5の詳細なスペックは以下のとおりとのこと。最高画質がGoPro HERO 4 BLACKと同じ「4K @30fps」にとどまっていると見られるのが気になるところです。

・GoPro Sessionと同等の防水性能を備えると見られるが、具体的な防水性能は不明
・USB Type-C端子を搭載
・解像度:4K @ 30 fps、2.7K @ 60 fps、1440 @ 80 fps、1080 @ 120 fps、960 @ 120 fps、720モードの場合はFOV(画角設定)に応じてさらに多くのモード
・カメラセンサー:12 MP
・.dngフォーマットのRAW画像をサポート
・「GoPro turn on」「GoPro start video」などのボイスコントロール機能を搭載
・映像安定機能を搭載して振動の少ない映像を実現。ただし、4Kモードと60fps以上の場合は不可。
・手動音声コントロール
・ステレオ録音モードと風切り音低減モードを選択可能
・手動で画質を調整する「Protune」はブラッシュアップされて継続
・魚眼効果を除去する「Linear (リニア)」モードを追加
・手動で露出の調整が可能。
・GoProと一般のディスプレイでの発色を見比べる「Colour」
・シャッタースピードを変更可能
・RAWオーディオ設定を搭載。録画中に別トラックで音声を録音可能
・液晶ディスプレイの照度を10%から100%、そして「OFF」で調整可能
・前面の液晶ディスプレイはバックライトなし
・ハウジングに入れた際にタッチパネルの感度を上げる設定あり
・謎の「Super Suit」機能が存在。今後の発表待ち。恐らくは高い防水性能を備えるアクセサリーか?
・GPS機能を搭載
・製品マニュアルには「Removable Protective Lens Info (取り外し式保護レンズ情報)」という項目があるが詳細は不明
・マニュアルには、GoProのドローン「Karma」に関する記述が少しだけあるが、これは「Karma搭載時には横面のパネルを開けて搭載せよ」と書かれているだけ。


また、The Vergeによると、GoPro HERO 5は音声で操作が可能なボイスコマンド機能を搭載しているとのこと。さらに、撮影したデータをアップロードして管理できる「GoPro PLUS」というサービスの存在も明らかになっています。

GoPro's Hero 5 might let you tag awesome moments by saying ‘that was sick’ out loud | The Verge
http://www.theverge.com/2016/8/19/12556268/gopro-hero-5-voice-control-highlight-tag

Leaked Hero 5 manual details GoPro’s upcoming cloud service | The Verge
http://www.theverge.com/2016/8/19/12555226/gopro-plus-hero-5-leak-manual-cloud-service

ボイスコマンドの一例はこんな感じ。「GoPro turn on」で電源を入れたり、「GoPro start video」で録画開始といった基本的なコマンドのほか、映像にタグを入れて後から探しやすくするハイライト機能を「GoPro HiLight」と話しかけて操作できるほか、思わず「That was sick (ヤバい)」と口ずさむことでもハイライトを入れることができるようになっている模様。


また、文字校正中と見られるGoPro HERO 5のマニュアルの内容から、クラウドサービス「GoPro PLUS」の存在も浮き彫りになっています。これはスマートフォンのアプリ「Capture」を介して利用するサービスと見られ、撮影後にGoPro内のデータをクラウドにアップロードできるものになると見られます。手順としては、GoPro HERO 5を充電状態にしてスマートフォンと接続すると、自動でアップロードが行われるようになっている模様。便利な機能ではありますが、データ通信量が心配になるところです。


徐々に詳細が明らかになってきたGoPro HERO 5ですが、発売時期などはまだまだ未定の状態。登場がうわさされるGoPro製のドローン「Karma」も含めて、ここから年末にかけてどのような動きが見られるか注目が集まりそうです。

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in ソフトウェア,   ネットサービス,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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