テスラ・モデルSを自動で充電してくれるマシンをDIYで作成
自動運転機能に取り組むテスラモーターズは、充電作業すら自動化しようとしており、ヘビの様な形状でにょろにょろ動き充電する試作充電マシンを発表していました。このテスラ公式充電マシンに対抗するかのように、自作で自動充電マシンを完成させたモデルSユーザーが登場しています。
Tesla Model S owner builds homemade autonomous ‘metal snake-like’ charger [Video] | Electrek
http://electrek.co/2016/06/27/tesla-model-s-homemade-autonomous-metal-snake-charger-video/
テスラが開発中のヘビ型自動充電マシンは以下の記事で確認できます。
ヘビのようにウニョウニョ動き自動で充電してくれる充電ロボが登場 - GIGAZINE
このテスラ公式のヘビ型充電ロボのリリースを待ちきれなかったのか、Deepak Mitalさんは、自作の自動充電マシンを製作して、モデルSを充電する様子をYouTubeに公開しました。
Evtron demo 0.2(1) - YouTube
停車中のモデルSの前にあるのが、Mitalさんが自作した自動充電器「Evtron」
Evtronが円を描くように、モデルSに向かってゆっくりと近づき始めました。
近づく途中で、モデルSのテールランプが点灯。
さらに近づくEvtron
充電用ポートの位置で静止。
フタが開き、中から充電ポートが現れました。
ウィーンという機械音とともに、充電用ノズルがゆっくりと充電ポートに向かって動いていきます。
見事に挿しこんだ模様。
充電スタート。
大成功!
充電完了後の動作は以下のムービーで確認できます。
Evtron demo 0.2(2) - YouTube
充電が完了すると、Evtronは……
挿し込んだ時と同じ機械音を出しながら、ノズルをゆっくりと引き出しました。
ノズルが車体から出ると……
下に向かって移動を開始。
カメラからはけると……
成功!
テスラから、自動充電ロボについて続報がない中、Mitalさんは同じような自動充電機能を持つ充電ロボ「Evtron」を製作したわけですが、Evtronのメインコンピューターには「Raspberry Pi 3」が用いられているそうです。
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