GoProムービーを投稿して総額約6億円の賞金がゲットできる「GoPro Awards」開始
世界中のユーザーからGoProで撮影した写真・動画を募集し、年間で最大総額500万ドル(約6億円)の賞金が送られるアワード「GoPro Awards」が2015年10月14日(現地時間)からスタートしました。アワードでは「Photos(写真)」「Raw Clips(未編集の動画)」「Video Edits(編集動画)」の3カテゴリーが設定されており、それぞれの賞金額や応募方法、アワードの概要を収めたムービーなどが特設サイトに記載されています。
GoPro Awards
http://gopro.com/awards/
GoPro Awardsで募集しているのはGoProで捉えたすべての「面白い瞬間」。GoProで撮影したものなら写真でも動画でも投稿可能で、プロ・アマの区別も問いません。トップコンテンツに選ばれた時の賞金は「Photos(写真)」が500ドル(約6万円)、「Raw Clips(未編集の動画)」が1000ドル(約12万円)、そして「Video Edits(編集動画)」が5000ドル(約60万円)となっています。締め切り時期は設定されておらず、アワードの終了時期も特に決められていません。GoProに素晴らしい作品と認定されたら賞金が支払われることになり、1年間の賞金総額が最大500万ドル(約6億円)とだけ決定しているようです。
アワードの応募サイクルを説明するのが以下のチャート。投稿する作品のジャンルは限定されていないので、子どもが見せたかわいい瞬間・料理・キャンプ・サーフィン・雪合戦など、ユーザーが人生の一部分をGoProでまずは撮影。
面白い写真や動画が撮影できたら、GoPro Awardsへ投稿します。動画は未編集でも、編集済みでも大丈夫です。ウェブサイトの「Submit」からGoProアカウントにログインすれば、自分のコンテンツを投稿可能です。
投稿した写真・動画がGoPro Awardsで「トップコンテンツ」に選ばれると、GoProから現金で賞金がコンテンツの作成者・作成チームに支払われます。
もし賞金をゲットできたとしてもアワードのチャンスは終わりではなく、別のコンテンツであれば何度でも投稿可能。優れたコンテンツを投稿しまくれば、何度でも賞金をゲットできるチャンスが転がっているというわけです。
写真はGoProで撮影した1MB以上のJPGファイル、動画はGoProのHD、または720p、1080p、1440p、2.7K、4Kで撮影したMP4ファイルで、画質が低いものは投稿できません。また、動画は未編集・編集済みのカテゴリに分かれているので要注意。
「ジャンルは何でもOK」と言っても何を投稿してよいかわからないのも事実。そんな時は、ページの下部で写真付きで表示されているジャンルから投稿することも可能。「Action」や「Adventure」などのジャンルが設定されているようですが、その中でもスポーツの「ベストトリックショット」や、「家族旅行」といったジャンルへの投稿が人気のようです。
なお、GoPro Awardsがどんなキャンペーンなのかがわかる公式ムービーは、以下から見ることができます。
GoPro: Introducing GoPro Awards - YouTube
GoPro Awardsにはあらゆるジャンルのコンテンツが投稿されており、例えば子どもが遊んでいるところや……
クラゲの大群とともに泳ぐ女性ダイバー
サバンナに設置したGoProを興味深そうに触るライオン
上空から撮影された高速道路のバイパス
楽しげに音楽を演奏する様子
熊のパンチ体験
迫力満点のスノーボード
切り立った岩山からのバンジージャンプ
空中でトリックを決めるモトクロス
高い場所から飛び降りる男性が……
降り立つ先はなんと角度のある屋根。この後男性が着地できたのかが気になるところですが、興味深い映像、かわいらしい一瞬、スリル満点なスポーツなど、GoPro Awardsにはありとあらゆるコンテンツが投稿されています。
ほかにも、ウイングスーツを装着して時速200kmで人ひとり分の岩の割れ目を飛び抜ける瞬間を体験できるGoProムービーや……
火災現場から救出して蘇生するまでGoProで収めた映像など、過去に登場したコンテンツも登場しています。
どんな写真や映像が「トップコンテンツ」として選ばれるのかはわかりませんが、GoProで撮影した何気ない瞬間は、もしかすると世界中の人を楽しませるコンテンツになって賞金までもらえるかもしれないわけです。
先述のようにGoPro Awardsの終了期日はなく、1年周期で毎年開催予定とのこと。我こそはという人は応募してみると賞金がゲットできるかもしれません。
・関連記事
野生のサメにGoProをつけてサメと一緒に泳ぐ感覚に没入できる4Kムービー「GoPro: Hammerhead Fin Cam in 4K」 - GIGAZINE
GoProで27階建ての廃虚を駆け上り最上階から飛び降りるぶっ飛んだレースを体感 - GIGAZINE
白熱のツール・ド・フランス2015年大会の様子を車載GoProで捉えた迫力の映像が公開 - GIGAZINE
GoProが8K・360度撮影が可能な16台連結カメラ「Odyssey」で撮ったぐりぐり動かせるムービーを公開 - GIGAZINE
ライオンの背中にGoProをつけてハンティングの様子を撮影するとこんな感じ - GIGAZINE
・関連コンテンツ