400kcal前半でヘルシーな吉野家の新朝食「豆腐ぶっかけ飯～鯛だし味～」「鶏そぼろ飯」を食べてきた

吉野家が朝メニューの見直しを行い、6月10日(水)から朝の新商品として「豆腐ぶっかけ飯～鯛だし味～」と「鶏そぼろ飯」の販売を始めました。特徴は、豆腐ぶっかけ飯が423kcal、鶏そぼろ飯が431kcalと低カロリーであること。朝の新スタンダードとなるのか、吉野家へ食べに行ってきました。

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吉野家「豆腐ぶっかけ飯 ～鯛だし味～」「鶏そぼろ飯」
(PDFファイル)http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1256703

吉野家に到着。店頭には野菜オンリーの丼「ベジ丼」のお知らせがかかっていました。

朝4時から11時までの「朝ごはん」メニューを見ると、新たに「豆腐ぶっかけ飯～鯛だし味～」「鶏そぼろ飯」が加わっています。

まずは「豆腐ぶっかけ飯～鯛だし味～」を注文。並盛が290円、大盛が450円で、注文したのは並盛です。

並盛のサイズは、丼というより大きめの茶碗に一杯のごはん、という感じ。

具は豆腐、揚げ玉、ネギ、かつお節。なにか重要な具材を入れ忘れているんじゃないかと心配になりますが、豆腐がメインなのでこれで合っています。

豆腐をごはんに乗せて食べるメニューというと麻婆丼がありますが、あそこまで味は濃くありません。しかし、鯛だしとかつお節によって、魚介系の風味がしっかりと感じられる味になっており、見た目ほど淡泊ではありません。また、揚げ玉のカリカリした食感と、わずかながらもネギのシャキッとした食感が、歯ごたえのない豆腐をサポートしています。

揚げ玉の量はかなり多いので、カリカリした食感は最後まで残ります。290円でコレなら、肉が食べたいという人は380円の牛丼並盛、ちょっとヘルシーにいきたいという人はコレと、棲み分けができそう。

なお、朝ごはんメニューなので、ごはんオンリーではなくみそ汁もついてきます。

卵焼きもついてきますが、ひんやりしている＆甘口の味付けなので、ちょっと好みが分かれそう。

続いては「鶏そぼろ飯」(並盛)。これも並盛が290円、大盛が450円で、みそ汁と卵焼きがついてきます。

茶碗のサイズは「豆腐ぶっかけ飯～鯛だし味～」と同じですが、具材のボリュームのせいか、かなり量が減っているような印象を受けます。

具在はそぼろ＆ネギと、さらにシンプル。

そぼろは、お弁当のそぼろごはんに使われるような、かなり濃く甘い味付けのもので、次々とごはんをかき込むには向いています。しかし、食感に乏しく、「豆腐ぶっかけ飯」に比べて、ごはんとしての満足感はちょっと低め。カロリーは400kcal台前半と低めながら、野菜が多いわけでもなく、わざわざこれを選ぶ必要性は薄いように思えました。

なお、「豆腐ぶっかけ飯～鯛だし味～」と「鶏そぼろ飯」は朝メニューになるので、朝4時から11時までの販売となります。