ハードウェア

スマホ連動で必要なときに必要な量の水分を補給できるスマート水筒「HidrateMe」


気温が高くなると多くなる熱中症の予防に水分補給は非常に大切ですが、適当なタイミングで適度の量の水分を取るのは意外に難しいものです。熱中症対策に限らずエクササイズや健康な生活にも非常に大切な水分補給のタイミングをLEDランプで知らせてくれ、スマートフォンにログを取ることもできるスマート水筒が「HidrateMe」です。

HidrateMeがどう「スマート」な水筒なのかは以下のムービーを見ればよく分かります。

HidrateMe Smart Water Bottle by Hidrate, Inc - YouTube


健康のためにはバランスの良い食事、睡眠、適度な運動などが大切です。


「しかし、健康的であろうと普段の生活に気をつけていても、いまいちうまくいかないことが多かったのです。そんなときに最も大切なものに気づいたのです」と話すのはHidrateMeを開発したナディアさん。


あまりにも当たり前すぎるために気づかなかった健康にとって大切なものとは……


「水」です。ナディアさんは必要なときに必要な量の水分を補給することが体調を整えるのにとても重要であると気づいたとのこと。


Googleが主催するStartup Weekendというハードウェア開発コンテストに参加したナディアさんたちのチームは、わずか54時間で必要なときに必要な水を飲むことができる「スマート水筒」を開発。


プロトタイプはマイコンボードArduinoをぶら下げたペットボトルタイプだったようです。しかし、スマート水筒は見事、Startup Weekendで第3位を獲得。


これを機に、開発チームはそれぞれの職を辞めて、スマート水筒を作るスタートアップを設立することになりました。


その後、持ち運びやすくて使いやすい形状を追求。


そうして完成したのが「HidrateMe」です。


「HidrateMeは必要なときに必要な量の水を簡単に取ることができるデバイスです」と語るのは共同開発者のアレクサンドラさん。


HidrateMeは摂取した水分をスマートフォンの専用アプリで管理してくれ、水分補給が必要なことを知らせてくれる水筒です。アプリも最初に年齢や体重などの情報を入力するだけ。


あとは、スマートフォンがその日に必要な量の水を教えてくれます。


さらに、必要な水分をどれだけ摂取できているかを%表示で簡単に知ることができるというわけです。


HidrateMeは本体に内蔵されたLEDランプで水分補給の時間を知らせてくれます。そのため、水分補給のタイミングを知るためにいちいちスマートフォンをチェックする必要はありません。


HidrateMeはBPAフリーのTritan製プラスチックを使っており非常に丈夫なので、どんな場所にも持ち運び可能。1年以上充電は不要な長寿命バッテリーを搭載しています。


水分補給のログも記録してくれるので体調管理にも便利。


また、専用アプリは気温や標高など周辺環境の情報を取得して、その環境に応じて必要な水分量を自動的に算出してくれるので、水分摂取量を気にする必要はまったくありません。なお、アプリはAndroid/iOSの両方に対応しています。


710mlのボトルは一般的なカップホルダーに入るサイズなのでドライブ中も使用可能。


もちろんカバンに入れられる大きさです。


カラーは白、グリーン、青、ピンク、黒の5色展開。


スマートフォンと完全に連動することで水分補給を管理してくれるスマート水筒「HidrateMe」は、現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで目標金額を3万5000ドル(約440万円)に設定して量産化のための資金を募集中。開始からわずか数日で20万ドル(約2500万円)を超える出資を集めることに成功するメガヒットプロジェクトになっています。

HidrateMeプロジェクトでは45ドル(約5600円)の出資でHidrateMeを1個、87ドル(約1万800円)の出資でHidrateMeを2個ゲットでき、送料がそれぞれ25ドル(約3100円)、30ドル(約3700円)で日本への発送も可能です。


なお、HidrateMeプロジェクトへの出資期限は日本時間の2015年7月14日9時までとなっています。

HidrateMe Smart Water Bottle by Hidrate, Inc. — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/582920317/hidrateme-smart-water-bottle

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in ハードウェア,   動画,   , Posted by darkhorse_log

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