ハードウェア

世界で初めて「水分補給レベル」と心拍数・カロリー・歩数を計測可能なウェアラブルデバイス「LVL」


人間の体は成人で60%以上が水分でできているため、わずか1%の水分を失っただけでも体調に変化があると言われています。つまり1日を通してこまめな水分補給を心がけることで、運動や仕事において常に最適なパフォーマンスを発揮できるわけですが、世界で初めてフィットネストラッカーに「水分補給レベル」をリアルタイムで計測する機能を搭載した「LVL」が登場しています。

LVL – The First Wearable Hydration Monitor by BSX Athletics — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/lactate-threshold/lvl-the-first-wearable-hydration-monitor

「LVL」がどんなウェラブルデバイスなのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。


これがLVL。腕時計型のデバイスで小さな液晶ディスプレイに時刻や計測したヘルスケアデータが表示されます。水分補給レベルはディスプレイにたまる水で視覚的に確認可能。この水が少なくなると「喉が渇いている」ことを示しています。


表示を切り替えると心拍数や……


消費カロリー


歩数


ムードなどを確認することができます。


以下は水分補給レベルが「ミディアム(普通)」で、「今日の運動の前に19オンス(約560ml)の水分を補給すると、パフォーマンスが3~4%向上します」と書かれており、水分補給のタイミングや摂取するべき水分量などが、スマートフォンを見るとわかるようになっています。


「今朝は26オンス(約769ml)の水分を補給すればいつもより23%気持ちよく過ごせます!」


というわけでコップの水をごくごく。


サイクリングが終わってスマートフォンを確認すると……


「この発汗量なら31オンス(約916ml)の水分を補給すれば最適水準まで落ち着きますよ」と通知がきており、常に最適な水分補給量がチェックできるというわけです。


LVLはシリコン・ブラウンレザー・ブラックレザーの3種類が用意されています。


LVLのスペックは以下のようになっています。

バッテリー駆動時間 最大4日間
充電時間 1~2時間
無線接続規格 Bluetooth LE
対応OS iOS/Android
データ運用 オープンAPIでサードパーティーに提供可能
耐水性能 IP67
重量 50g
寸法 17mm×45mm
スクリーン 12mm×24mm


なお、LVLは製品化を目指してKickstarterで出資を募集中で、記事作成時点ですでに目標出資額の5万ドル(約500万円)の10倍以上を集めており、プロジェクトは成功する見込み。129ドル(約1万3000円)を出資すれば好きなLVLを1つゲットでき、238ドル(約2万3900円)で2つのLVLをゲット可能です。


発送時期は2017年7月ごろの予定で、日本への発送には別途25ドル(約2500円)が必要です。出資の締め切りは2016年10月27日(木)の正午となっています。

LVL – The First Wearable Hydration Monitor by BSX Athletics — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/lactate-threshold/lvl-the-first-wearable-hydration-monitor

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

水を飲まないとどうなるのか? - GIGAZINE

水についてまだよく分かっていない5つのこと - GIGAZINE

「水」を油で揚げてフライにするとどうなるのか - GIGAZINE

高度8000m、水6リットル、塩小さじ48杯など、あなたを殺す予想外の物あれこれ - GIGAZINE

スマホ連動で必要なときに必要な量の水分を補給できるスマート水筒「HidrateMe」 - GIGAZINE

in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.