寝不足などでうとうとしている時に目が覚めてどれぐらい疲れているかも記録してスマホで分析できるウェアラブルデバイス「Vigo」

休息の必要性や体調管理の重要性は分かりつつも、自分がベストな状態かどうかを判断するのは意外と難しいものです。耳につけるだけで自分が今、「覚醒」状態にあるのかどうかを判定し自動でデータ化・ビジュアル化してくれる「Vigo」は、体調管理を手助けし生活リズムの改善に役立つウェアラブルデバイスとなっています。

Meet Vigo, the very first energy gauge - for you. by Jason Gui — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/jasongui/meet-vigo-the-very-first-energy-gauge-for-you

Vigo || KickStarter. - YouTube


さまざまな楽しいデバイスに囲まれて生活を送るうえで、体内のエネルギーはうまく分配する必要のあるとても貴重なものです。

「エネルギーを24時間のうちに上手に使わないと、"電池切れ"を起こしてしまいます。エネルギーの管理は、最高のパフォーマンスを出すのにとても大切です」と話すVigo開発者のドリュー・カラビノスさん。

そんなエネルギーを管理するためのウェアラブルデバイスがこの「Vigo」です。

Vigoは耳に着用して……

「まばたき」を監視。まぶたの動きでユーザーが覚醒状態にあるのかどうかをチェックしてくれます。

映像左のジョナサン・カーンさんは、「Vigoは、ペンシルバニア大学の学生のときに思いついたアイデアです。講義中や図書館でついうとうとしてしまって困ったという経験から生まれたデバイスです」と話します。

Vigoは覚醒具合をチェックしログデータ化してくれるデバイス。

そしてそのログデータをビジュアル化することで、自分の生活リズムを簡単に理解することができます。

Vigoのデータを活用することで、疲れていることを把握すれば生活を改善することも可能です。

Vigoはさまざまな機能を持っており、それをユーザーがカスタマイズできる点が大きな特長。

例えば作業中、眠気に襲われうとうとしたとき……

LEDのライトを点灯させたり……

Vigoに内蔵されているバイブレーションで耳元に振動を与えてくれたりと……

目覚まし機能が搭載されています。

またもや、うとうと……

突然鳴り響く大音量の音楽に驚いて飛び起きる男性。Vigoには音響機器と連動させて音楽で起こしてくれる機能もあります。

VigoはBluetoothでスマートフォンと接続でき、電話を受けることも可能。

こまかなデータ分析結果を見て……

疲れていると判断できれば予定を変更。スケジュールを組み立てる際に参考になります。

決して眠ってはいけない夜間の長距離運転などでは、Vigoの覚醒管理・目覚まし機能は大いに役立ちます。

電車で隣の人にもたれかかることはなくなり……

重要な会議や……

デートのときに居眠りすることもなくなります。

Vigoは耳に装着するウェアラブルデバイスでなので両手をふさぐこともなく、重さも20gと軽量で、作業に支障をきたしません。

Vigo専用のモバイル端末アプリはiOS・Androidの両方が用意される予定とのこと。

VigoはクラウドファンディングサービスKickstarterで出資を募集中で、79ドル(約8100円)の出資で黒・白いずれかの色のVigoをゲット可能です。

Vigoプロジェクトは目標出資額の5万ドル(約510万円)をクリアしており、中国・深センの製造工場の手配も完了しているとのことで、製品化が期待できそうです。

なお、Vigoへの出資期限は、日本時間の2014年2月2日午前1時4分となっています。