日本に上陸する可能性も、たくさんのブランドがひしめき合う世界のエナジードリンク事情
こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。ちょっと疲れているときにエナジードリンクのお世話になることってありますよね。自分も長距離を走る日の朝にエナジードリンクを飲んでテンションを上げたりします。このエナジードリンクは世界中で見かけます。強力なパッケージで繰り広げられるシェア争い。1リットルのペットボトルがあるポーランドに、瓶詰めでリサイクルされるシエラレオネ。オーストリア、タイなど存在感が際立つ国々。そんな世界のエナジードリンク事情をまとめてみました。エナジードリンクは「Red Bull」だけではありません。
日本のエナジードリンクといえば「ファイト!一発!」「24時間戦えますか」「元気ハツラツ」という力強いキャッチコピーともに販売されています。海外でもこういった力強いイメージは欠かせません。さまざまな力強いキャラクターとともに、各メーカーによって激しい競争を繰り広げられています。
まずは鷲の描かれた「FLYING POWER」。スロベニアで購入しました。
狼は「CRAZYWOLF」、ポーランドで購入したものです。
闘犬を描いた「PITBULL」はラトビアで購入。
ナイジェリアで購入した「POWER HORSE」には馬が。
ちょっと珍しいサイを使っている「rhino's」、ガーナで購入しました。
弾丸が描かれた、その名も「BULLET」。ガーナで購入したもので、イギリスブランドの品です。
クールな印象の「Fireball」。トルコブランドの品で、ウガンダで購入。
これもガーナで購入した、サメを描いた「SHARK」。
日本で見かけるのとはちょっと違ったデザインの「Red Bull」。紅牛と漢字で書かれています。コンゴ共和国で購入しました。
力強いキャラクターが描かれていると成分以上の効果を感じてしまいます。イメージって大切ですよね。
エナジードリンクはポーランドやオーストリアと、イツの周辺で強さを感じました。ポーランドでは「CRAZYWOLF」のように1リットルペットボトル入りのエナジードリンクが普通に売られています。オーストリアには世界のエナジードリンク市場を文字通り牛耳るブランドがありました。
「XL」はポーランドブランドです。
このポーランドには溶かして飲むエナジードリンクのタブレットがありました。
「rhino's」はミュンヘン、すなわちドイツブランドです。
「POWER HORSE」はオーストリアブランドでした。
「SHARK」もオーストリアで製造されています。オリジナルはタイブランドです。
そして「Red Bull」、こちらもオーストリアのもの、しかもフランス語バージョンで製造されていました。こちらもオリジナルはタイブランドです。タイ以外の全世界での販売展開をオーストリアの企業が行っています。
「SHARK」「Red Bull」と世界のエナジードリンクの中で「タイ」は外せないキーワードでしょう。タイのコンビニにある冷蔵庫の陳列棚にはぎっしりとエナジードリンクが並んでいました。その中に「M-150」もありました。
こちらはカンボジアで手にした「M-150」
スロベニアの「M-150」はキャンペーンで無料に配布されていました。
これらタイ由来のエナジードリンクは日本でも手に入るみたいです。
shark
西アフリカでは瓶に入ったエナジードリンクも売られています。ジュースやビールと同様にエナジードリンクも、再利用が可能な瓶の形で流通していました。
シエラレオネで購入した「PARROT」。
「XXL」はギニアで購入。
「play」もギニアで購入しました。コカコーラ社のエナジードリンクです。
また、ケニアには紙パック入りのエナジードリンクもありました。
「Enerzade Power」
「Lucozade BOOST」。イギリスブランドの品でした。
13億人の人口を擁する中国でもエナジードリンクは飲まれています。ただ、ここでもコピー商品になってしまうのがチャイナクオリティという感じですが……。
「Qile Bull」と「Red Bull」。Red Bullも日本で売られている青い缶ではないのでニセモノっぽいですが、中国ではこれが本物です。マタドール(闘牛士)がいる「Qile Bull」を発見した時は震えました。笑えます。
この二つは何から何までそっくりでした。
「Red Bull」のペットボトルなのですが偽者っぽいです。これは販売元の紅牛維他命飲料有限公司のホームページにも載っていません。
「Icy Bull」、これも危ない……。
「力保建」は本物で、元はリポビタンDです。こうやって海外でも展開されています。
最近では「Red Bull」「SHARK」のように海外から日本に入ってくるエナジードリンクも出てきました。ここで紹介した世界のエナジードリンクも、いつしか日本に上陸して飲める日が来るかもしれませんね。
(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com)
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