通話内容が自動録音されクラウド保存・共有も可能なBluetoothワイヤレスヘッドセット「Bluewire」

iPhoneやAndroid端末とペアリングして使用するBluetoothワイヤレスヘッドセット「Bluewire」は、スマートフォンやVoIPアプリでの通話内容をすべて自動で録音でき、Bluewire同士での通話したりBluewireとスマートフォン間で通話したりできます。

Senss
http://senss.com/

「Bluewire」がどのようなデバイスかは以下のムービーを見れば分かります。

World's smartest Bluetooth headset call recorder - YouTube


これがBluewire。耳に装着して使用する小型ヘッドセットです。

スマートフォンと録音機を有線接続して持ち歩く女性。

頭にはマイク付きのヘッドフォンを装着していますが、Bluewireならば単体でレコーダー・ヘッドフォン・マイクの3つの機能を網羅可能。

Bluewireは通話内容を録音可能なヘッドセットで、録音したデータはBluewire本体に内蔵されているストレージに保存されます。もちろんスマートフォン側に録音データを送ることも可能です。

Bluewireがあればスマートフォンから33フィート(約10メートル)離れた場所からも電話に出ることができ、通話内容も録音できます。

通話内容はアプリからいつでも聴けるようになっており……

あらゆる通話内容を残しておけるので、重要な打ち合わせのログとして使ったり、手が離せない時には通話内容をメモ代わりにしたりというのもアリ。

録音データはスマートフォンのアプリからリネームしたり削除したり他端末に送信したりが可能。

スマートフォンとBluewireはBluetoothで接続します。NFC対応端末ならば、端末にBluewireをポンと載せれば簡単にBluetooth接続させることもできます。

さらに、Bluewireを自動車のカーナビと接続することも可能。

カーナビのハンズフリー通話機能を使用していてもBluewireは通話内容も全て録音してくれます。

また、市販のヘッドセットとも互換性があり、他のヘッドセットを使ってスマートフォンで通話をしていても、Bluewireはひそかに通話内容を録音してくれます。

通常の電話以外にも、SkypeやVoIPアプリでのビデオ通話の内容もバッチリ録音。

本体はQi対応なので、バッテリーを充電したい場合はワイヤレス充電台に置くだけでOK。

また、本体には加速度計が搭載されているので、Bluewireを振ると……

ペアリングした端末が反応するので、スマートフォンをどこに置いたか忘れてもひと安心。

逆にBluewireが見つからない場合はスマートフォン側から操作すれば……

Bluewireから音が鳴って居場所を知らせてくれます。

さらに、Bluewireを防犯アラーム代わりにすることも可能です。

スマートフォン側で防犯アラーム機能をオンにして……

BluewireをドアにひっかけておけばOK。

ドアが開いてBluewireが動きを検知すると、防犯ブザーが鳴り響くわけです。

他にもBluewireにはLEDライトが搭載されているので、ライト代わりに使用するというのもアリ。

Bluewireは現在Kickstarterにて出資を募っている最中で、目標金額の1万ドル(約120万円)を超える2万ドル(約240万円)以上の出資がすでに集まっており、製品化はほぼ確実。少し前にはIndiegogoでも出資を募っており、この際は目標額の2倍となる8万ドル(約970万円)が集まっています。Bluewireをゲットしたい場合は169ドル(約2万円)の出資で16GBモデルをひとつ、245ドル(約3万円)の出資で32GBモデルがひとつゲット可能。配送時期は2015年の7月予定となっており、配送料はプランごとに異なってきますがBluewireひとつの場合は25ドル(約3000円)となります。

なお、「Bluewire」の出資期限は2015年4月3日の午後2時8分までとなっています。

Bluewire: Hands-Free Smartphone,VOIP Call Recorder by Senss Technologies, Inc. — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/493746436/bluewire-hands-free-call-recording