食玩なのに9990円もする「ネオ・ジオング」の圧倒的存在感を体感してみた

手のひらサイズの食玩シリーズ「ASSAULT KINGDOM」から、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]に登場する巨大モビルアーマー(MA)「ネオ・ジオング」が販売されます。販売価格は税込9990円で食玩としてはこれまでに聞いたことがないくらいに高額なフィギュアなので、一体どんな風に仕上がっているのか実物を借りて確かめてみました。

ASSAULT KINGDOM ネオ・ジオング〜「箱」を狙う究極のサイコ・マシーン、ASSAULT KINGDOMに降臨！｜ガンダム食玩ポータル｜バンダイキャンディトイ公式サイト
http://www.bandai.co.jp/candy/gundam/assaultKingdom/nz/special.html

ネオ・ジオングのパーツはこんな感じ。

パッと見た感じは大きく感じませんが、ひとつパーツを手に持ってみると、すごく…大きいです…。

ネオ・ジオングの足のように見えるシュツルム・ブースターとiPhone 6がちょうど同じくらいのサイズ。

上半身パーツは、あらかじめ腕パーツとシナンジュがドッキングした状態で送られてきました。

上半身だけで既に圧倒的な存在感を放ちまくり。

ドッキングしているシナンジュは、ASSAULT KINGDOM 1のシナンジュとは塗りが異なるようで、テカっと光って高級感を醸し出しています。

ドッキングさせる際はMSの膝を曲げてスペースに収納する必要があるようです。

あらかじめ取り付けられていた腕パーツですが、こんな風に先っぽのアームユニットまでグニグニ可動できるようになっており、いろんなポーズがとれるようになっていました。

さらに、アームユニットの先端部分は取り外し可能なので、他のパーツを取り付ければファンネル・ビットをにょろーんと伸ばすことも可能です。

そんなわけで、早速組み立てて完成形のネオ・ジオングを見てみることにします。まずはグレーの台座パーツを用意。

ここにグレーの短い棒状パーツを取り付けて……

その先に長い方の棒状パーツを取り付けます。

続いてルーペ型のグレーパーツを……

台座の裏面に装着。

ネオ・ジオングのアームユニットは、腕パーツについているもの以外に4つあるので、使わない時には台座に空いている大きめの穴にスッポリはめてしまえばOK。

アームパーツをはめると台座はこんな風になります。

続いて台座の凸凹部分に……

シナンジュ用のビームサーベルやバズーカなどを設置。

これはラプラスの箱。機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]では「箱が解放されれば連邦政府は転覆する」といわれるストーリーの根幹に関わる重要アイテムなのですが……

その正体は、なんとただのガムケースでした。

最後はシナンジュ用の武器を設置した場所の反対側にある小さな2つの穴に、三角パーツを取り付けて……

この上にラプラスの箱を設置すれば台座は完成です。

続いてネオ・ジオング本体を組み上げていきます。まずは特に大きな下半身パーツを用意。

そしてシュツルム・ブースターを……

下半身パーツの底面にブスリと装着。

2本挿すとこう。そしてブースターの間にある2つの穴のいずれかを……

台座に挿します。これでネオ・ジオングが台座に固定されました。

この時点でiPhone 6の2倍ほどの高さ。

次は下半身パーツの上に上半身パーツをドッキング。

一気に完成形に近づくネオ・ジオング。

さらに、この長細いシールドのようなパーツ、サイコシャード発生機を用意します。

そしてこれをネオ・ジオングの肩部分にくっつけると……

こんな感じ。急にシャープな印象になったネオ・ジオング。

お次は背面に……

このパーツをくっつけます。

背面には4つ穴があるので、ひとつひとつにパーツを装着。

装着するとこんな感じ。

このパーツは、90度曲がる部分が2箇所と360度回る部分が1箇所あるのでいろんな方向にグニグニ動かしまくることが可能。

4つ取り付けるとこうなります。

さらに、このパーツの先端部分には台座に挿しておいたアームユニットを取り付けることができるわけです。

急に物々しい雰囲気となったネオ・ジオングの背面。

4つのアームを前方に向けるとこんな感じ。

最後に背面に……

シナンジュのシールドを取り付ければ完成です。製品版ではシールドにネオ・ジオンのエンブレムが入ります。

そんなわけで完成したネオ・ジオングがコレ。

下から見ると大迫力。

iPhone 6と大きさを比較してみるとこう。妙にフィットしたのでこのままiPhoneスタンドとしても使えそう。

背面。

スカートの中には大型スラスター。

ネオ・ジオングの肩部分にある武器コンテナは開閉可能です。

ポージングを変えてみるとこう、一気に躍動感がアップ。

背面から伸びるアームを戻すとこんな感じ。

ドッキングされているシナンジュにバズーカを持たせることもできます。

しかし、ドッキング回りは少し窮屈なので注意。

さらに、前面のこのパーツを取り外せば……

シナンジュを取り出すこともできます。

「他のMSをドッキングさせてみよう」ということで、ザクIIをネオ・ジオングに搭載してみることに。肩のシールドと棘付きのショルダーアーマーがひっかかって中に入れられなかったので……

邪魔なパーツは取り外してネオ・ジオングとドッキング。

ザクIIが入ったは良いものの、何かが違うネオ・ジオング。

ゆうパックダンボー・ミニは頭が大きすぎて入らないのですが……

前屈みにするとここまで入れられます。

他にもテラフォーマーズ　スワームフィギュアのサンプル品があったのでドッキングさせてみると……

こんな感じ。

かなり「じょうじ」。もしもこうなったら人類は絶滅必至です……。

なお、台座には無数の穴が空いており……

ここにはASSAULT KINGDOMシリーズのフィギュアを取り付けることができます。

いくつか取り付けてみるとこんな感じ。ASSAULT KINGDOMシリーズからはこれまでに30種類以上のフィギュアが登場しているので、それらを使えばガンダムシリーズの枠組みを超えた夢の共演も可能です。

こんな感じでエクシアがネオ・ジオング率いるMS達に挑む、みたいなシーンを自分なりに演出すれば楽しさも倍増。

さらに、隠し腕を使えば劇中のワンシーンも再現できそうです。

ASSAULT KINGDOMのネオ・ジオングは全高約400mmと、ガンダムシリーズに登場するMSを1/100スケールで再現したプラモデルであるマスターグレード(MG)シリーズのガンプラよりもビッグサイズ。しかし、1/144スケールのHGシリーズから発売されているネオ・ジオングは、全高約860mmとさらに大きくHGシリーズのデンドロビウムよりも体積が大きい、とのことです。なお、ASSAULT KINGDOMシリーズのネオ・ジオングは現在下記サイトにて予約受付中で、商品の発送は2015年2月予定となっています。

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