Apple Storeが発行したレシートに同性愛者を侮辱する単語が見つかる
By Michael Stephens
オレゴン州・ポートランドのApple Storeで買い物をしたCascade AIDS Projectのエイズ予防専門家であるアダム・グレゴリーさんは、受け取ったレシートに同性愛者を中傷する言葉が印字されているのを発見。このレシートをFacebookで公開したことから、波紋が広がっています。
タイムラインの写真 - Adam Gregory Catanzarite | Facebook
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10104519260387819
Portland Apple Store customer claims store employee typed homophobic slur on receipt | OregonLive.com
http://www.oregonlive.com/portland/index.ssf/2014/08/portland_apple_store_customer.html
問題の写真は以下のもの。赤枠で示した部分には、グレゴリーさんの名前とともに「[email protected]」とメールアドレスらしきものが書かれています。この「f@g(fag)」には、男性同性愛者や女性的な男性に対する侮蔑的な呼称の意味合いがあります。顧客の名前とEメールアドレスが印刷されるスペースであるため、グレゴリーさんは「Appleの従業員がタイピングしたのではないか」と主張しています。
グレゴリーさんは「AppleのようなLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ジェンダークィア)に包括的な姿勢を見せる企業の従業員がこの種の行動を起こすのは非常に問題です」とFacebookに投稿しており、その後写真共有サイトImgurやredditなどで拡散されています。
Apple広報担当のミカエラ・ウィルカーソン氏によると、「Appleはこの件について認識しているものの、それ以上の回答は今のところできない」とコメントを断っているとのことです。
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